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と-の (連語)🔗🔉

と-の (連語) 〔格助詞「と」に格助詞「の」の付いたもの〕 (1)「という」の意を表す。「お元気―こと」「近々おめでた―お話」 (2)動作・作用の相手・対象を表す。「彼女―交際」「内閣と国会―関係」

ど-の [1] 【何の】 (連体)🔗🔉

ど-の [1] 【何の】 (連体) どれとはっきり限定しないままに,不明・不定の事物・人間・程度などを取り上げるときに用いる語。いずれの。「―品になさいますか」「本は―くらいありますか」「その問題では―会社も困っている」

――面(ツラ)下げて🔗🔉

――面(ツラ)下げて 当然恥ずかしさを感じるところなのに,それを感じないのをののしっていう。よくも恥ずかしくなく。何の面目あって。「―行けようか」

どの 【殿】 (接尾)🔗🔉

どの 【殿】 (接尾) 〔名詞「との(殿)」から〕 人名や官職名などに付けて,敬意を添える。「山田太郎―」「部隊長―」 〔古くは,「関白―」「清盛入道―」など,かなり身分の高い人に付けても用いた。現在では,目下に対してや事務的・公式的なものに用いることが多く,少なくとも,目上に対しての私信にはほとんど用いない〕

との-い ― [0] 【宿直】🔗🔉

との-い [0] 【宿直】 〔殿居(トノイ)の意〕 (1)職務により,宮中または役所に宿泊して警戒に当たること。「常つ御門と―するかも/万葉 174」 (2)夜間,貴人に近侍して警固すること。「いと御人少なに侍るに,御―つかうまつるべしとて/とはずがたり 3」 (3)夜間,女性が貴人の寝所で奉侍すること。夜伽(ヨトギ)。

とのい-ぎぬ ―― 【宿直衣】🔗🔉

とのい-ぎぬ― 【宿直衣】 「宿直装束(トノイソウゾク)」に同じ。「柚(ユ)の葉の如くなる―の袖の上に/枕草子 87」

とのい-すがた ―― 【宿直姿】🔗🔉

とのい-すがた― 【宿直姿】 宿直装束を着た姿。宿直のときの身じたく。「さまざまの衵(アコメ)みだれ着,帯しどけなき―,なまめいたるに/源氏(朝顔)」

大辞林 ページ 150756