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とま・る [0] 【止(ま)る・留(ま)る・停まる】 (動ラ五[四])🔗⭐🔉
とま・る [0] 【止(ま)る・留(ま)る・停まる】 (動ラ五[四])
□一□(自動詞)
(1)動いていた人・物などが動かなくなる。停止する。《止・停》「時計が―・る」「心臓が―・る」「赤信号で―・る」
(2)続いていたものが絶える。継続していた状態が中断する。《止・停》「痛みが―・る」「鼻血が―・らない」「地震で電気もガスも―・ってしまった」「原料の供給が―・る」
(3)ある場所に固定されて動かない。《止・留》「釘が短すぎて板がうまく―・らない」
(4)(鳥・虫などが)何かにつかまって休む。《止・留》「スズメが電線に―・っている」「トンボが―・る」
(5)見たり聞いたりしたものが強く意識される。《留・止》「白いセーターの少女が目に―・った」「御心―・るべき故もなき心地して/源氏(空蝉)」
(6)とりやめになる。中止になる。「月の宴…―・りてさうざうしかりつるに/源氏(鈴虫)」
(7)立ち止まって休む。たたずむ。「今宵も行き過ぎがてに―・らせ給へるを/源氏(蓬生)」
(8)あとに残る。生き残る。「今まで―・り侍るがいと憂きを/源氏(桐壺)」
(9)決着がつく。落ち着く。「ことわりも何も,いづこに―・るべきにか/源氏(若菜上)」
(10)妊娠する。「誰子ともしれず―・つて,お腹をなやみといふ時/浮世草子・諸艶大鑑 3」
□二□(他動詞)
(1)とめる。やめる。「サラバトアッテ自害ヲ―・ラセラレタ/ロドリゲス」
(2)停止させる。「野口の溝の水氷滑るを―・る高足駄/浄瑠璃・冥途の飛脚(下)」
〔「とめる」に対する自動詞〕
[可能] とまれる
[慣用] お高く―・御目(オメ)に―/目にも留まらぬ
とま・る [0] 【泊(ま)る】 (動ラ五[四])🔗⭐🔉
とま・る [0] 【泊(ま)る】 (動ラ五[四])
〔「止まる」と同源〕
(1)自分の家以外の所で夜を明かす。「もう遅いから―・っていきなさい」「野に―・りぬる君だち/源氏(松風)」
(2)船が停泊する。「こよひ浦戸に―・る/土左」
[可能] とまれる
大辞林 ページ 150798。