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なかとみ 【中臣】🔗🔉

なかとみ 【中臣】 姓氏の一。古代の有力氏族。天児屋根命(アマノコヤネノミコト)の子孫と伝え,宮廷の神事・祭祀をつかさどった。669年,中臣鎌足が死去に際して賜った藤原の姓は,子の不比等の子孫に受け継がれ,その他は中臣の姓とともに神事の家業を継承。代々神祇官・伊勢神宮・春日社などの要職を占めた。

なかとみ-の-はらえ ―ハラヘ 【中臣祓】🔗🔉

なかとみ-の-はらえ ―ハラヘ 【中臣祓】 大祓(オオハラエ)の際中臣氏の読み上げる祓詞。また,中臣氏が儀式の主要部分を務めることから,大祓の別称。

なかとみ-の-よごと 【中臣寿詞】🔗🔉

なかとみ-の-よごと 【中臣寿詞】 天皇践祚(センソ)のときや大嘗祭(ダイジヨウサイ)の日に,中臣氏が天皇の御代をことほぎ奏上した詞。天神寿詞(アマツカミノヨゴト)。

なか-とり 【中取】🔗🔉

なか-とり 【中取】 「中取案(ナカトリノツクエ)」の略。「―に東絹・よき絹など積みて/宇津保(沖つ白波)」

なかとり-の-つくえ 【中取案】🔗🔉

なかとり-の-つくえ 【中取案】 食器などの運搬に用いた横長の台。

ながとろ 【長瀞】🔗🔉

ながとろ 【長瀞】 (1)埼玉県北西部,秩父地方にある荒川中流の渓谷。結晶片岩が露出した岩石段丘は岩畳(イワダタミ)と呼ばれ,甌穴(オウケツ)が多い。 (2)埼玉県北西部,秩父郡の町。中央を荒川が流れる。長瀞{(1)}・宝登山は関東有数の観光地。

なか-なおし ―ナホシ 【中直し】🔗🔉

なか-なおし ―ナホシ 【中直し】 仲直りをさせること。仲裁。「人トケンカシテイル所エ別ノ人ガツキ合ウテ,―ヲメサレタニヨッテ/コリャード懺悔録」

なか-なおり ―ナホリ [3] 【中直り】 (名)スル🔗🔉

なか-なおり ―ナホリ [3] 【中直り】 (名)スル 死期が近づいた病人が,一時的に小康状態を見せること。なかびより。

なか-なおり ―ナホリ [3] 【仲直り】 (名)スル🔗🔉

なか-なおり ―ナホリ [3] 【仲直り】 (名)スル 仲たがいしていた者が,もとのように仲よくなること。「話し合って―する」

大辞林 ページ 151070