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なか-とおか ―トヲカ 【中十日】🔗🔉

なか-とおか ―トヲカ 【中十日】 (1)月の中旬。なかのとおか。 (2)陰暦四月と一〇月の中旬。一年中で最も日の長い時期と短い時期。「妾起き動くと暮る―/柳多留 49」

なか-どおり ―ドホリ [3] 【中通り】🔗🔉

なか-どおり ―ドホリ [3] 【中通り】 (1)大通りと裏通りの間の通り。 (2)三つの等級に分けたときの,中間のもの。中等。ちゅうどおり。「―の侍衆一人,是は香の物斗りでよし/浄瑠璃・日本西王母」 (3)「中通り女」の略。「―の女は経帷子を縫ふなど/浮世草子・懐硯 2」 (4)近世初期の遊里で,天職の別称。天神。「―天職をさしていふ/評判記・色道大鏡」 (5)福島県中央部,阿武隈山地と奥羽山脈との間を流れる阿武隈川と久慈川流域の称。福島・二本松・郡山・須賀川・白河の各市が並ぶ。

なかどおり-おんな ―ドホリヲンナ [6] 【中通り女】🔗🔉

なかどおり-おんな ―ドホリヲンナ [6] 【中通り女】 近世,町家で,上女中と下女の中間の女奉公人。中居。中通り。

なが-ときん [3] 【長頭巾】🔗🔉

なが-ときん [3] 【長頭巾】 修験者の用いる黒布製の頭巾。五尺あるいは八尺ともいい,頭部をすっかりおおって,後ろに長く垂れる。

なが-とこ [0] 【長床】🔗🔉

なが-とこ [0] 【長床】 (1)神社の本殿の前方の細長い建物。修験者の宿泊や氏子の集会所にあてられる。 (2)寺院などで,板敷きの上に,一段高くして畳をしいた所。「寺房の―のやうに,畳一敷しくばかりの程/栄花(本の雫)」

なか-とじ ―トヂ [0] 【中綴じ】🔗🔉

なか-とじ ―トヂ [0] 【中綴じ】 仮製本の綴じ方の一。表紙と中身を重ね合わせ,真ん中を針金または糸で綴じ,二つに折って仕上げる。パンフレットや週刊誌などに用いる。

なかとじ-ぼいん ナカトヂ― [5] 【中閉じ母音】🔗🔉

なかとじ-ぼいん ナカトヂ― [5] 【中閉じ母音】 ⇒半狭母音(ハンセマボイン)

なが-どす [0] 【長どす】🔗🔉

なが-どす [0] 【長どす】 長脇差。主にばくち打ちなどが用いる語。

なが-との [0] 【長殿】🔗🔉

なが-との [0] 【長殿】 律令制で,大蔵省に所属し,諸国の貢献物を国ごとに分納した長倉(ナガクラ)様式の倉庫。 →長倉 →大内裏

大辞林 ページ 151069