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なきっ-つら [0] 【泣きっ面】🔗🔉

なきっ-つら [0] 【泣きっ面】 「なきつら(泣面)」の転。

なき-つら [0] 【泣き面】🔗🔉

なき-つら [0] 【泣き面】 泣いた顔つき。また,泣き出しそうな顔つき。泣き顔。なきっつら。ほえづら。「―をかく」

――に蜂(ハチ)🔗🔉

――に蜂(ハチ) 〔泣き顔を蜂がさしてさらに泣かせる意〕 不幸・不運の上にさらに悪いことが重なること。

なぎ-づら [0] 【薙ぎ面】🔗🔉

なぎ-づら [0] 【薙ぎ面】 角材の,手斧(チヨウナ)で荒く削ったままの仕上げ面。また,そのような仕上げ方法。なぐりづら。

なき-て 【無き手】🔗🔉

なき-て 【無き手】 またとない手段・方法。「みな―をつくし給/海人刈藻」

――を出(イダ)・す🔗🔉

――を出(イダ)・す 最高の技術を尽くす。また,あらゆる手段を尽くす。「いかでこの人のためには,と―・し/源氏(帚木)」

なき-どころ [0] 【泣き所】🔗🔉

なき-どころ [0] 【泣き所】 打たれるとひどく痛く感ずる部分。転じて,人や物事の弱点。「弁慶の―」「―をつく」

なき-とよ・む 【泣き響む】 (動マ四)🔗🔉

なき-とよ・む 【泣き響む】 (動マ四) 多くの者が泣き騒ぐ。泣き叫ぶ。「―・む声いかづちにも劣らず/源氏(明石)」

なき-とよ・む 【鳴き響む】🔗🔉

なき-とよ・む 【鳴き響む】 ■一■ (動マ四) あたりにひびくばかりに鳴く。「夜隠りに鳴くほととぎす…―・むれど/万葉 4166」 ■二■ (動マ下二) 鳴きひびかせる。「我がやどの花橘をほととぎす来―・めて本に散らしつ/万葉 1493」

なき-どり [2] 【鳴き鳥】🔗🔉

なき-どり [2] 【鳴き鳥】 鳴き声を聞いて楽しむ飼い鳥。

なき-な 【無き名】🔗🔉

なき-な 【無き名】 根拠のないうわさ。無実の浮き名。ぬれぎぬ。「―取りては苦しかりけり/古今(恋三)」

なき-なき [0] 【泣き泣き】 (副)🔗🔉

なき-なき [0] 【泣き泣き】 (副) 泣きながら。泣く泣く。「―窮状を訴える」

なぎ-なた [0][3] 【長刀・薙刀・眉尖刀】🔗🔉

なぎ-なた [0][3] 【長刀・薙刀・眉尖刀】 (1)幅広で反りの強い刀身に,長い柄をつけた武器。平安時代から主に歩卒や僧兵が用い,南北朝時代以後は上級武士も使用したが,槍の発達で戦国時代以後は戦いの主要武器ではなくなった。江戸時代には婦人も用いた。 (2)「薙刀草履(ゾウリ)」の略。

大辞林 ページ 151109