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なぐさめ-がお ―ガホ [0] 【慰め顔】🔗🔉

なぐさめ-がお ―ガホ [0] 【慰め顔】 人をなぐさめるような顔つき。「―で話しかける」

なぐさめ-ぐさ 【慰め種・慰め草】🔗🔉

なぐさめ-ぐさ 【慰め種・慰め草】 心をなぐさめたり,いやしたりする材料となるもの。「朝夕の―にて見過ぐしつべし/源氏(東屋)」

なぐさめ-どころ 【慰め所】🔗🔉

なぐさめ-どころ 【慰め所】 心のなぐさめとなるところ。気晴らしになる所や物。「思ふことうち語らひ,―なりける/枕草子 315」

なぐさ・める [4] 【慰める】 (動マ下一)[文]マ下二 なぐさ・む🔗🔉

なぐさ・める [4] 【慰める】 (動マ下一)[文]マ下二 なぐさ・む (1)悲しんだり苦しんだりしている人に,やさしい言葉をかけたりして心をなごやかにさせ,静まらせる。「気の毒で,―・める言葉もない」「花をおくって病床の友を―・める」 (2)心にうるおいを与えたり,楽しませたりする。「バッハの音楽が私の心を―・めてくれる」 (3)心の波立ちを静める。「物笑ひに堪へぬはすべり出でてなむ―・めける/源氏(行幸)」 (4)労をねぎらう。いたわる。「下向には京へ寄て四五日も―・め/浮世草子・五人女 2」

なぐさめ-わ・ぶ 【慰め侘ぶ】 (動バ上二)🔗🔉

なぐさめ-わ・ぶ 【慰め侘ぶ】 (動バ上二) なぐさめるのにこまる。「我が心も―・び給ひて/狭衣 1」

なぐさもる 【慰もる】 (動)🔗🔉

なぐさもる 【慰もる】 (動) 〔下二段動詞「なぐさむ」の連体形「なぐさむる」の転〕 なぐさめる。あるいは,気がまぎれる。「草枕旅の憂へを―事もありやと/万葉 1757」

なく-して-は 【無くしては】 (連語)🔗🔉

なく-して-は 【無くしては】 (連語) 「なしには」に同じ。なくして。「彼―会がはじまらない」

なくし-もの [0] 【無くし物】🔗🔉

なくし-もの [0] 【無くし物】 なくした物。置き忘れた物。

なく・す [0] 【亡くす】 (動サ五)🔗🔉

なく・す [0] 【亡くす】 (動サ五) 〔「無くす」と同源〕 近親者が死んだとき,その残された人を主語として,「死んだ」という事実をやや婉曲に表現する語。死なせる。失う。「幼時に両親を―・す」「妻と子を交通事故で―・す」

大辞林 ページ 151117