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なぐり-とば・す [5] 【殴り飛ばす】 (動サ五[四])🔗🔉

なぐり-とば・す [5] 【殴り飛ばす】 (動サ五[四]) 勢いよくなぐる。はりとばす。「思いきり―・す」

なぐ・る [2] 【殴る・擲る・撲る】 (動ラ五[四])🔗🔉

なぐ・る [2] 【殴る・擲る・撲る】 (動ラ五[四]) (1)(硬い物で)強くたたく。横ざまに強く打つ。ぶんなぐる。「げんこつで頭を―・る」 (2)風雨が横なぐりに吹きつける。「暖かき風池の面(オモ)を―・つて/露小袖(乙羽)」 (3)投げやりにものをする。「ええかげんに―・つてはやくしまはうねえ/黄表紙・艶気樺焼」 [可能] なぐれる

なぐ・る (動ラ下二)🔗🔉

なぐ・る (動ラ下二) ⇒なぐれる

なぐるさ-の 【投ぐる矢の】 (枕詞)🔗🔉

なぐるさ-の 【投ぐる矢の】 (枕詞) 投げる矢のようにの意で,「遠離(トオザカ)る」にかかる。「―遠ざかり居て/万葉 3330」

なぐれ [0]🔗🔉

なぐれ [0] 〔動詞「なぐれる」の連用形から〕 (1)横にそれること。「風の―で…洋灯(ランプ)がぱつと消えた/歌行灯(鏡花)」 (2)別の方向へ向かうこと。「大方植半か水神あたりで飲んだ―であろう/錦木(春葉)」 (3)おちぶれること。「西の落,北の―/洒落本・浪花色八卦」 (4)売れ残ったもの。売れ残り。「門松(カドマツ)の―今戸で鬼を焼き/柳多留 12」 (5)「なごろ」に同じ。「矢田の野や浦の―に鳴く千鳥(凡兆)/猿蓑」

なぐ・れる [3] (動ラ下一)[文]ラ下二 なぐ・る🔗🔉

なぐ・れる [3] (動ラ下一)[文]ラ下二 なぐ・る (1)横の方にそれる。「烟は横に―・れて/ふところ日記(眉山)」「矢ガ―・レタ/ヘボン」 (2)おちぶれる。「近ごろどこからやら―・れて来た画工/洒落本・列仙伝」 (3)売れ残る。「新造の―・れた市とすけんいひ/柳多留 9」

な-ぐわ・し ―グハシ 【名細し】 (形シク)🔗🔉

な-ぐわ・し ―グハシ 【名細し】 (形シク) 名が美しい。よい名だ。「―・しき吉野の山は/万葉 52」

なげ [2] 【投げ】🔗🔉

なげ [2] 【投げ】 (1)投げること。「輪―」「まり―」 (2)相撲(スモウ)や柔道の技の一。相手をかかえ,腰を入れて投げ倒す技。首投げ・背負い投げ・上手投げ・下手投げ・小手投げなど。投げ技。「土俵際で―を打つ」 (3)囲碁・将棋で,対局の途中で勝算のないことが明らかになり,自分の負けを認めて勝負をやめること。投了(トウリヨウ)。 (4)取引で,これ以上の損失を避けるため,損を承知で売ること。

大辞林 ページ 151121