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――のあわれ🔗🔉

――のあわれ 心のこもらないうわべだけの同情。「横さまの人の―をもかけ/源氏(若菜上)」

――の言(コト)の葉(ハ)🔗🔉

――の言(コト)の葉(ハ) 心のこもらない言葉。無げの言葉。「疎(ウト)き人にもこそ―は言ふなれ/宇津保(嵯峨院)」

――の遊(スサ)み🔗🔉

――の遊(スサ)み ちょっとした気晴らし。なげのすさび。「―に物をも言ひ触れ/源氏(宿木)」

――の情け🔗🔉

――の情け 心のこもらないうわべだけの情け。かりそめの情け。「―つくらまほしう侍り/紫式部日記」

なげ-あ・う ―アフ [3][0] 【投(げ)合う】 (動ワ五[ハ四])🔗🔉

なげ-あ・う ―アフ [3][0] 【投(げ)合う】 (動ワ五[ハ四]) (1)互いに相手に向かって投げる。 (2)互いにきそって投げる。

なげ-あし [2] 【投(げ)足】🔗🔉

なげ-あし [2] 【投(げ)足】 (1)足を投げ出して座ること。また,その座り方。 (2)他人の行動のとばっちりをうけること。

なげ-あみ [0] 【投(げ)網】🔗🔉

なげ-あみ [0] 【投(げ)網】 「とあみ(投網)」に同じ。

なげ-いれ [0] 【投入・抛入】🔗🔉

なげ-いれ [0] 【投入・抛入】 生け花の形式の一。小原雲心が壺形・筒形の背の高い花器に生けた新しい花を称した語。のち,他流派でも用いる。 →盛花

なげいれ-ばな [4] 【抛入花】🔗🔉

なげいれ-ばな [4] 【抛入花】 生け花の形式の一。文明時代(1469-1487)の後半に小座敷に飾る生け花として創出された。花材をゆるやかにまげて花器に入れるとともに,花器口に積むように入れる形のもの。生け花{(2)}と交流して,茶席を飾る生け花となり,さらに享保(1716-1736)末年頃から日常生活の場を飾る生け花として用いられ,多くの流派が生まれた。

大辞林 ページ 151122