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なす 【那須】🔗🔉

なす 【那須】 (1)栃木県北東部,那珂川上流一帯の総称。古代に那須国があり,国造(クニノミヤツコ)が置かれていた。 (2)栃木県北東部,那須郡の町。那須岳南東の那須高原を占め,観光・酪農が盛ん。

なす 【那須】🔗🔉

なす 【那須】 姓氏の一。

なす-しんご 【那須信吾】🔗🔉

なす-しんご 【那須信吾】 (1829-1863) 幕末期の土佐藩士。土佐勤皇党に加盟。同志と吉田東洋を暗殺し長州に脱走。天誅組挙兵に参加して戦死した。

なす-の-よいち 【那須与一】🔗🔉

なす-の-よいち 【那須与一】 鎌倉初期の源氏の武将。名は宗高。与一は通称。与市・余市とも。下野(シモツケ)国那須の人。弓の名手。屋島の合戦で平家が舟に掲げた扇の的を一矢で射た話が平家物語にあり,後世,謡曲・浄瑠璃などに脚色された。生没年未詳。

な・す [1] 【成す・為す】 (動サ五[四])🔗🔉

な・す [1] 【成す・為す】 (動サ五[四]) (1)あるまとまったものを作り上げる。築き上げる。《成》「一代で財を―・す」 (2)(「…をなす」の形で)そういう形・状態をつくる。《成》「カラスが群れを―・している」「返品が山を―・す」「文章の体を―・していない」 (3)別の物・状態に変える。「荒野を変じて沃野(ヨクヤ)と―・す」 (4)ある行為をする。主に慣用句的なかたい言い回しの中で使われる。《為》「人力の―・し得るところではない」「相手の―・すがままにまかせる」「すること―・すこと」 (5)動詞の連用形の下に付いて,補助動詞のように用いる。特に心がけてある動作をする意を表す。意識して…する。「いと心ことによしありて同じ木草をも植ゑ―・し給へり/源氏(若紫)」「心細く住み―・したる庵あり/徒然 11」 〔「なる」に対する他動詞〕 [慣用] 市を―・色を―・恐れを―・重きを―・名を―

為す有・る🔗🔉

為す有・る 〔「有為(ユウイ)」の訓読み〕 才能があり,りっぱな仕事ができる。「―・る者たらんことを欲す」

大辞林 ページ 151149