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なぞ (副助)🔗🔉

なぞ (副助) 〔「なんぞ」の転。中世以降の語〕 副助詞「なんぞ」に同じ。「あなた―のすることではない」 〔副助詞「など」に類するが,「など」より用法は限られる〕

なそ・う ナソフ 【準ふ・准ふ・擬ふ】 (動ハ下二)🔗🔉

なそ・う ナソフ 【準ふ・准ふ・擬ふ】 (動ハ下二) 〔後世は「なぞう」〕 見たてる。なぞらえる。「灯火を月夜(ツクヨ)に―・へその影も見む/万葉 4054」

なぞえ ナゾヘ [0]🔗🔉

なぞえ ナゾヘ [0] 傾いていること。ななめ。また,斜面。「―に滑落ちるだらうか/うづまき(敏)」

なぞえ ナゾヘ 【準へ・准へ】🔗🔉

なぞえ ナゾヘ 【準へ・准へ】 なぞらえること。「―なく高き卑しき苦しかりけり/伊勢 93」

なぞ-かけ [4][0] 【謎掛け】🔗🔉

なぞ-かけ [4][0] 【謎掛け】 謎を言いかけること。

なぞ-かんばん [3] 【謎看板】🔗🔉

なぞ-かんばん [3] 【謎看板】 文字や絵画の謎で表した看板。焼き芋屋の看板に「十三里」と書いて,その味が九里四里(栗より)うまいなどとするもの。

なぞ-ことば [3] 【謎言葉】🔗🔉

なぞ-ことば [3] 【謎言葉】 謎になっている言葉。「一六銀行(=質屋)」などの類。

なぞ-ぞめ [0] 【謎染め】🔗🔉

なぞ-ぞめ [0] 【謎染め】 謎をこめた模様を染めること。また,その染め物。例えば,「斧(ヨキ)」「琴」「菊」の模様で「善き事聞く」の意をこめるなど。

なぞ-づけ [4][0] 【謎付け】🔗🔉

なぞ-づけ [4][0] 【謎付け】 前句付けの一。「長い物は」「硬い物は」など,謎の言いかけのような題に対し,その答えとなるような句で応じるもの。 →ものは付け

なぞ-とき [4] 【謎解き】🔗🔉

なぞ-とき [4] 【謎解き】 謎の意味を解くこと。

なぞ-なぞ [0] 【謎謎】🔗🔉

なぞ-なぞ [0] 【謎謎】 〔「何ぞ何ぞ」と問いかける意から〕 (1)言葉の裏に予想外の意味を包み隠し,それは何と問いかけて,その意味を当てさせる遊び。なぞ。「―遊び」 (2)それとなくわからせること。また,その言葉。なぞ。

大辞林 ページ 151156