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ナフタリン [0] (ドイツ) Naphthalin🔗🔉

ナフタリン [0] (ドイツ) Naphthalin ⇒ナフタレン

ナフタレン [0] naphthalene🔗🔉

ナフタレン [0] naphthalene 芳香族炭化水素の一。化学式 CH コールタールの留分(二〇〇〜二五〇度)中に多く存在する。光沢ある無色または白色の鱗片状結晶。特異臭があり,常温で昇華する。合成化学工業の重要な原料のほか防虫剤に用いる。ナフタリン。

ナフテン [1] naphthene🔗🔉

ナフテン [1] naphthene 環状構造をもつ飽和炭化水素の総称。石油成分の一。性質はメタン系炭化水素に似る。シクロペンタン・シクロヘキサンなど。シクロパラフィン。

ナフトール [3] naphthol🔗🔉

ナフトール [3] naphthol コール-タール中に含まれるフェノールの一。ナフタレンの水素原子一個を水酸基で置換したかたちの化合物。化学式 CHOH 水酸基の位置により二つの異性体がある。1-(α-)ナフトールは無色針状結晶で,塩化鉄(III)により紫色を呈するが,2-(β-)ナフトールは板状結晶で,塩化鉄(III)により緑色を呈する。染料・医薬品の合成原料のほか防腐剤に用いる。

ナフトール-せんりょう ―レウ [6] 【―染料】🔗🔉

ナフトール-せんりょう ―レウ [6] 【―染料】 ナフトール化合物を用い,繊維上で染料を合成して染色するもの。主として木綿の染色に用いる。 →氷染染料

なぶり 【嬲り】🔗🔉

なぶり 【嬲り】 〔動詞「なぶる」の連用形から〕 人をからかったり苦しめたりして喜ぶこと。「これはまたきついお―/浄瑠璃・近江源氏」

なぶり-ごろし [0] 【嬲り殺し】🔗🔉

なぶり-ごろし [0] 【嬲り殺し】 すぐに殺さないで,苦しめながら殺すこと。

なぶり-もの [0][5] 【嬲り者】🔗🔉

なぶり-もの [0][5] 【嬲り者】 もてあそびにされる者。なぐさみもの。「寄ってたかって―にする」

なぶ・る [2] 【嬲る】 (動ラ五[四])🔗🔉

なぶ・る [2] 【嬲る】 (動ラ五[四]) (1)おもしろがって人をからかったり苦しめたりする。なぶりものにする。愚弄する。「猫がねずみを―・る」 (2)手でいじる。また,もてあそぶようにいじる。「潮の香の高いそよ風が…彼の頬を―・つて通つた/羹(潤一郎)」「くらまぎれに前髪を―・りて/浮世草子・五人女 4」

大辞林 ページ 151214