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なまくら-もの 【鈍ら者】🔗🔉

なまくら-もの 【鈍ら者】 なまけ者。だらしがない者。「ほんに,おへねえ―で,憎くてなりません/滑稽本・浮世風呂(前)」

なまくら-よつ [5] 【鈍ら四つ】🔗🔉

なまくら-よつ [5] 【鈍ら四つ】 相撲で,右四つ,左四つのどちらの組み手でも取り組めること。

なま-ぐり [2] 【生栗】🔗🔉

なま-ぐり [2] 【生栗】 なまのままの栗の実。

なま-クリーム [4] 【生―】🔗🔉

なま-クリーム [4] 【生―】 牛乳から分離したての新鮮なクリーム。料理や菓子の材料とする。

なま-くる・し 【生苦し】 (形シク)🔗🔉

なま-くる・し 【生苦し】 (形シク) ちょっと迷惑である。なんとなく心苦しい。「宮も―・しと聞きたまふ/源氏(東屋)」

なまけ-ぐせ [0] 【怠け癖】🔗🔉

なまけ-ぐせ [0] 【怠け癖】 怠けて,すべきことをしないですまそうとする習慣。「―がつく」

なまけ-ぐま [3] 【懶熊】🔗🔉

なまけ-ぐま [3] 【懶熊】 クマの一種。体長約160センチメートル。頭部,特に吻(フン)部が大きい。全身に硬く長い黒色の毛が生える。四肢は短くよたよたと歩くが,行動は活発。蜂蜜・シロアリ・果実などを食う。インドとスリランカに分布。

なまけ-もの [0][5] 【怠け者・懶け者】🔗🔉

なまけ-もの [0][5] 【怠け者・懶け者】 (1)仕事や勉強を怠ける人。怠けてばかりいる人。怠惰(タイダ)な人。 (2) [0] (「樹懶」と書く)貧歯目ナマケモノ科に属する哺乳動物の総称。一見サルに似た体形で,体長60センチメートル前後。耳は目立たず,尾は短いか無い。常に肢端のかぎ爪を木の枝にかけてぶら下がっている。きわめて不活発で,全身をおおう長い毛は,付着したコケのためにしばしば緑色を帯びる。中南米の森林にすむ。ミツユビナマケモノ・フタユビナマケモノなど。 樹懶(2) [図]

――の足から鳥が起(タ)つ🔗🔉

――の足から鳥が起(タ)つ 平素怠けている者は,事が起こるとあわてて騒ぎたてるものである。

――の節句(セツク)働き🔗🔉

――の節句(セツク)働き 平素怠けている者に限って,皆が休むときに一人だけ働く。のらの節句働き。

なま-けやけ・し 【生けやけし】 (形ク)🔗🔉

なま-けやけ・し 【生けやけし】 (形ク) 少し気にさわる。なんとなくわずらわしい。「待ちとり給へる,はた,―・しと思すべかめる心のうち,はかられ給ひて/源氏(初音)」

大辞林 ページ 151226