複数辞典一括検索+

なま-げんこう ―ゲンカウ [3] 【生原稿】🔗🔉

なま-げんこう ―ゲンカウ [3] 【生原稿】 筆者が書いたままの原稿。

なま-こ [3][0] 【海鼠】🔗🔉

なま-こ [3][0] 【海鼠】 (1)ナマコ綱棘皮動物の総称。すべて海産。体は円筒形で左右相称。体の先端は多くの触手を伴った口が開き,後端は肛門となる。背面にはいぼがあり,腹面に並ぶ管足を動かして移動する。皮膚は柔軟だが無数の骨片を含む。砂泥中の微小生物を食う。マナマコ・キンコ・フジナマコなど一五〇〇種以上が知られ,体壁中に毒を含むものもある。マナマコを生食するほかこのこ(卵巣)やいりこ(干物)・このわた(内臓の塩辛)などに加工する。こ。[季]冬。《尾頭の心もとなき―かな/去来》 (2)溶銑鉄を型に流し込んで固めたもの。製鋼や鋳物などの原料とする。 (3)「海鼠板(イタ)」の略。 (4)「海鼠壁(カベ)」の略。 (5)「海鼠餅(モチ)」の略。

なまこ-いた [4] 【海鼠板】🔗🔉

なまこ-いた [4] 【海鼠板】 断面が波形をした板の総称。トタン・石綿・スレートなど。屋根・壁などに用いる。波形板。波板。なまこ。

なまこ-がた [0] 【海鼠形】🔗🔉

なまこ-がた [0] 【海鼠形】 中央が高く,左右に徐々に低くなる形。かまぼこ形。

なまこ-かべ [3] 【海鼠壁】🔗🔉

なまこ-かべ [3] 【海鼠壁】 土蔵などの外壁で,方形の平瓦を貼り,目地(メジ)の漆喰(シツクイ)を海鼠形に盛り上げて塗った壁。江戸時代,土蔵や武家屋敷の長屋塀などに使われた。なまこ。 海鼠壁 [図]

なまこ-がわら ―ガハラ [4] 【海鼠瓦】🔗🔉

なまこ-がわら ―ガハラ [4] 【海鼠瓦】 丸瓦の別名。

なまこ-しっくい [4] 【海鼠漆喰】🔗🔉

なまこ-しっくい [4] 【海鼠漆喰】 海鼠壁の瓦の目地に盛り上げて塗る漆喰。

なまこ-しぼり [4] 【海鼠絞り】🔗🔉

なまこ-しぼり [4] 【海鼠絞り】 〔布の形が海鼠(1)に似ているのでいう〕 有松絞りを密に絞ったもの。日本髪の根掛などに用いる。

大辞林 ページ 151227