複数辞典一括検索+

なみだ-ぐまし・い [6] 【涙ぐましい】 (形)[文]シク なみだぐま・し🔗🔉

なみだ-ぐまし・い [6] 【涙ぐましい】 (形)[文]シク なみだぐま・し 〔「涙ぐむ」の形容詞化〕 (1)感心や同情のあまり,思わず涙が出そうである。「―・い努力」 (2)自然と涙を催しそうである。「院も,あはれと―・しく/源氏(若菜上)」 [派生] ――さ(名)

なみだ-ぐ・む [4] 【涙ぐむ】 (動マ五[四])🔗🔉

なみだ-ぐ・む [4] 【涙ぐむ】 (動マ五[四]) 〔「ぐむ」は接尾語〕 目に涙をためる。泣きそうになる。「母を見つけて―・む」

なみだ・する [1] 【涙する】 (動サ変)[文]サ変 なみだ・す🔗🔉

なみだ・する [1] 【涙する】 (動サ変)[文]サ変 なみだ・す 涙をながす。「その話を聞いて―・しない者はなかった」

なみ-だ・つ [3] 【波立つ】 (動タ五[四])🔗🔉

なみ-だ・つ [3] 【波立つ】 (動タ五[四]) (1)波が起こる。波が高くなる。「台風で―・つ海」 (2)波のように起伏する。「草原が―・つ」 (3)平穏でなくなる。特に,もめごとが起こる。波風が立つ。「胸が―・つ」「家庭が―・つ」

なみだ-もろ・い [5] 【涙脆い】 (形)[文]ク なみだもろ・し🔗🔉

なみだ-もろ・い [5] 【涙脆い】 (形)[文]ク なみだもろ・し ちょっとしたことにも感じやすく,涙ぐむ性質である。「―・い人」「年をとると―・くなる」 [派生] ――さ(名)

なみ-てがた [3] 【並手形】🔗🔉

なみ-てがた [3] 【並手形】 金融機関が日本銀行から貸付を受ける際,単に貸付の担保となるだけの手形。 ⇔優遇手形

なみ-てんとう ―テンタウ [3] 【並瓢虫】🔗🔉

なみ-てんとう ―テンタウ [3] 【並瓢虫】 テントウムシ科の昆虫。体長約7ミリメートル。体は半球形で,上ばねは光沢を帯びる。上ばねの斑紋は橙色の地に黒色の円形斑が散在するもの,黒地に二つの橙色斑をもつものなど変異に富む。幼虫・成虫ともアブラムシ類を捕食する益虫。テントウムシ。日本・東アジアに広く分布する。

なみ-とう [0] 【並等】🔗🔉

なみ-とう [0] 【並等】 普通の等級。中等。

なみ-なみ [0] 【並並】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

なみ-なみ [0] 【並並】 (名・形動)[文]ナリ (1)(多く打ち消しの語を伴う)普通であること。とおりいっぺんであること。また,そのさま。「―の人よりも女をいつくしむことこよなく/浴泉記(喜美子)」「女も―ならずかたはら痛しと思ふに/源氏(空蝉)」 →なみなみならぬ (2)同じ程度である・こと(さま)。「友の―我も寄りなむ/万葉 3798」「―にふるまはせたまひしをりは/大鏡(公季)」

大辞林 ページ 151247