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なり-き・る [0][3] 【成(り)切る】 (動ラ五)🔗🔉

なり-き・る [0][3] 【成(り)切る】 (動ラ五) すっかりそのものになる。「役に―・る」 [可能] なりきれる

なり-きん [0] 【成(り)金】🔗🔉

なり-きん [0] 【成(り)金】 (1)将棋で,成って金将のはたらきを得た駒(コマ)。特に歩(フ)の成ったもの。 →成る(4) (2)わずかの時日のうちに金持ちになること。また,その人。にわか分限(ブゲン)。「石油―」「―趣味」

なりきん-かぜ [3] 【成(り)金風】🔗🔉

なりきん-かぜ [3] 【成(り)金風】 急に金持ちになった人が見せる自慢げな様子。「―を吹かせる」

なりけり (連語)🔗🔉

なりけり (連語) 〔断定の助動詞「なり」の連用形「なり」に過去の助動詞「けり」の付いたもの〕 (1)過去の事柄に関する断定を表す。…であった。「おほん葬(ハブリ)の夜,その宮の隣―ける男,御葬見むとて/伊勢 39」「もとの木立,山のたたずまひおもしろき所―けるを/源氏(桐壺)」 (2)(多く文末に用いて)詠嘆の意を込めて,断定の意を表す。はじめて気がついたことについて言う。…であったのだなあ。「よそにのみあはれとぞみし梅の花あかぬ色かは折りて―けり/古今(春上)」「あなむざんや,蘇武がほまれの跡―けり/平家 2」

なり-こま [0] 【成り駒】🔗🔉

なり-こま [0] 【成り駒】 将棋で,成った駒。 →成る(4)

なりこま-や 【成駒屋】🔗🔉

なりこま-や 【成駒屋】 歌舞伎俳優中村歌右衛門・中村鴈治郎およびその一門の屋号。

なり-こ・む [3][0] 【成(り)込む】 (動マ五[四])🔗🔉

なり-こ・む [3][0] 【成(り)込む】 (動マ五[四]) 将棋で,駒が敵陣内へはいって成る。 →成る

なり-こ・む 【鳴り込む】 (動マ四)🔗🔉

なり-こ・む 【鳴り込む】 (動マ四) (1)騒ぎながら押し入る。景気よく繰り込む。「吉田屋へ案内してどつと―・めば/洒落本・列仙伝」 (2)わめきながら入る。どなり込む。「思ふさま―・んでやるべい/滑稽本・浮世風呂 2」

大辞林 ページ 151280