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なん-ざ (連語)🔗🔉

なん-ざ (連語) 〔「なんざあ」の転。近世江戸語以降の語。話し言葉でのごくくだけた言い方に用いられる〕 「なんざあ(連語)」に同じ。「これ―いい方じゃないの」「僕―足下にも寄り付けないよ」

なん-ざあ (連語)🔗🔉

なん-ざあ (連語) 〔副助詞「なんぞ」に係助詞「は」の付いた「なんぞは」の転。近世江戸語以降の語。話し言葉でのごくくだけた言い方に用いられる〕 (1)「など(副助){(1)}」に同じ。「この鯛(タイ)―ぴちぴちしていて生きてるみたいだ」 (2)「など(副助){(2)}」に同じ。「誰にも悪く―言いませんよ」

なん-ざい [0] 【軟材】🔗🔉

なん-ざい [0] 【軟材】 木材で針葉樹の材のこと。広葉樹に比べて比較的やわらかいものが多いのでいう。 ⇔硬材

なんさ-ぐんとう ―グンタウ 【南沙群島】🔗🔉

なんさ-ぐんとう ―グンタウ 【南沙群島】 南シナ海の南部に散在する珊瑚礁の島々。フィリピン・インドネシア・中国・マレーシア・ベトナムなどが領有を主張している。第二次大戦中は日本領,新南群島と称した。別名,スプラトリー群島。

なん-ざん [1] 【南山】🔗🔉

なん-ざん [1] 【南山】 (1)南方の山。 (2)(比叡山を「北嶺」というのに対して)高野山のこと。特に,金剛峰寺(コンゴウブジ)。 (3)「(アズチ)」に同じ。 (4)中国,遼寧省金州城の南にある小丘。日露戦争の激戦地。 (5)中国,西安の近郊にある終南山(シユウナンザン)の異名。

なんざん-だいし 【南山大師】🔗🔉

なんざん-だいし 【南山大師】 高野山金剛峰寺の開祖,空海の敬称。

なんざん-の-じゅ 【南山の寿】🔗🔉

なんざん-の-じゅ 【南山の寿】 〔「詩経(小雅,天保)」にある語。終南山がいつまでも崩れないように,事業が永遠である意から〕 人の長寿を祝う言葉。

なんざん-ふらく [1] 【南山不落】🔗🔉

なんざん-ふらく [1] 【南山不落】 城などの要害の堅固なことを,終南山の堅固なことにたとえていう語。

なん-ざん [1] 【難産】 (名)スル🔗🔉

なん-ざん [1] 【難産】 (名)スル (1)分娩に通常以上の困難が伴うこと。 ⇔安産 (2)物事が困難などにあい予想以上に長引いて成立すること。「―の末,法案が国会を通過した」

大辞林 ページ 151315