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なんぼ [1][0] (副)🔗⭐🔉
なんぼ [1][0] (副)
〔「なんぼう(何)」の転〕
(1)どの程度。どのくらい。「この傘は―ですか」
(2)どんなにか。いかように。「一人ぼっちは―寂しかろう」
(3)(「なんぼ…ても」「なんぼ…でも」などの形で)いくら…ても。どれほど…でも。「―言っても聞き分けない」「―可弱い女でも/魔風恋風(天外)」
(4)いくらなんでも。どんなに…しても。「恩を仇(アダ)で返すやうな事は―だつて/社会百面相(魯庵)」
――なんでも🔗⭐🔉
――なんでも
どう考えても。いくらなんでも。「―その値段は高すぎる」「―ひどいじゃないか」
なんぽ 【南浦】🔗⭐🔉
なんぽ 【南浦】
朝鮮民主主義人民共和国の黄海に臨む港湾都市。1897年開港地となり,以後ピョンヤンの外港として発展。金属工業が発達。旧称,鎮南浦。ナムポ。
なんぽ 【南畝】🔗⭐🔉
なんぽ 【南畝】
⇒大田(オオタ)南畝
なん-ぼう ―バウ 【男房】🔗⭐🔉
なん-ぼう ―バウ 【男房】
(1)平安時代,女房に対して,宮中に局(ツボネ)をもって仕えた男子。主に蔵人(クロウド)をさしていう。「御所中の女房・―…皆涙を流し/保元(上)」
(2)(転じて)女房に対して,一般に貴人の近くに仕える男子。
なんぼう 【何ぼう】 (副)🔗⭐🔉
なんぼう 【何ぼう】 (副)
〔「なにほど(何)」の転〕
(1)「なんぼ{(1)}」に同じ。「此の馬―の馬にて候ふぞ/盛衰記 34」
(2)「なんぼ{(2)}」に同じ。「つやが戻つて,二人の親が法体の顔見たらば,―残り多からう/浄瑠璃・氷の朔日(中)」
(3)「なんぼ{(3)}」に同じ。「―飽かれた仲なりとも/浄瑠璃・国性爺合戦」
(4)なんとまあ。なんという。「―美しき荷にてはなきか/謡曲・恋重荷」
なん-ぽう ―パウ [0] 【南方】🔗⭐🔉
なん-ぽう ―パウ [0] 【南方】
(1)南の方角。
(2)南の方にある国。特に戦前,東南アジアの諸国や南洋諸島をいった。
⇔北方
なんぽう-ぶっきょう ―パウ―ケウ [5] 【南方仏教】🔗⭐🔉
なんぽう-ぶっきょう ―パウ―ケウ [5] 【南方仏教】
南方アジアに広まった仏教。主としてスリランカ・ミャンマー・タイ・カンボジア・ラオスに伝わり流布している上座部系の仏教をさす。パーリ語の聖典を保持するので,パーリ仏教ともいう。
→北方仏教
大辞林 ページ 151345。