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にじょう-どおり ニデウドホリ 【二条通り】🔗🔉

にじょう-どおり ニデウドホリ 【二条通り】 京都市街を東西に走る通りの一。東は白川通りから西は佐井(サイ)通りに至る。寺町通り以西は平安京の二条大路にあたる。

にじょう ニデウ 【二条】🔗🔉

にじょう ニデウ 【二条】 姓氏の一。 (1)藤原北家の流。五摂家の一。鎌倉中期に九条道家の子,良実が関白となり,分かれて一家を立てたのに始まる。名称は良実が居所の東二条院にちなんで二条殿を称したのに由来。 (2)歌道の家。藤原氏御子左家(ミコヒダリケ)の為家の子,為氏を祖とするが,その子為世から二条家を称した。勅撰集の撰者を多く出したが,室町中期には絶えた。

にじょう-ためよ ニデウ― 【二条為世】🔗🔉

にじょう-ためよ ニデウ― 【二条為世】 ⇒藤原(フジワラ)為世

にじょう-でんじゅ ニデウ― [4] 【二条伝授】🔗🔉

にじょう-でんじゅ ニデウ― [4] 【二条伝授】 古今伝授の一。東常縁(トウノツネヨリ)から宗祇を経て,三条西実隆・公条(キンエダ)・実枝・細川幽斎に至る二条派歌人に伝えられたもの。二条家伝。

にじょう-は ニデウ― 【二条派】🔗🔉

にじょう-は ニデウ― 【二条派】 鎌倉後期の二条為世の唱える風体を守った和歌の一派。京極・冷泉の各派と対立しその歌風は保守的であるが,中世から近世にかけて歌壇の主流となった。

にじょう-よしもと ニデウ― 【二条良基】🔗🔉

にじょう-よしもと ニデウ― 【二条良基】 (1320-1388) 南北朝時代の歌人・連歌作者。関白道平の子。和歌を頓阿に学び二条派を再興。連歌は救済(キユウセイ)を師としてともに「菟玖波集」を編纂(ヘンサン)し,式目を制定するなど,連歌文芸の基本的性格を示した。有職(ユウソク)故実にも通じた。著「愚問賢註」「近来風体抄」「応安新式」「連理秘抄」「筑波問答」など。

にじょういん-の-さぬき ニデウン― 【二条院讃岐】🔗🔉

にじょういん-の-さぬき ニデウン― 【二条院讃岐】 ⇒讃岐(サヌキ)

にじょう-おおむぎ ニデウオホムギ [4] 【二条大麦】🔗🔉

にじょう-おおむぎ ニデウオホムギ [4] 【二条大麦】 オオムギの系統で,穎果(エイカ)が果軸の両側に二列に並んで,扁平な穂となるもの。主にビール製造に用いられる。ヤバネオオムギ。

大辞林 ページ 151443