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にせ-むらさき [4] 【似せ紫】🔗🔉

にせ-むらさき [4] 【似せ紫】 染め色の名。鈍い紫色。紫根ではなく,蘇芳(スオウ)や藍で染めた紫色。江戸時代に流行。

にせむらさきいなかげんじ ニセムラサキナカゲンジ 【偐紫田舎源氏】🔗🔉

にせむらさきいなかげんじ ニセムラサキナカゲンジ 【偐紫田舎源氏】 合巻。四〇編一六〇巻。柳亭種彦作,歌川国貞画。1829〜42年刊(三九・四〇編は未刊)。源氏物語を山名・細川両家の対立する室町時代の世界に移して翻案したもの。合巻の代表傑作。

にせ-もの [0] 【贋物・偽物】🔗🔉

にせ-もの [0] 【贋物・偽物】 (1)似せてつくったもの。偽造のもの。まがいもの。 ⇔本物 「―をつかませられる」「まっかな―」 (2)見せかけだけで内実のないもの。「―の芸」

にせ-もの [0] 【贋者・偽者】🔗🔉

にせ-もの [0] 【贋者・偽者】 にせの人物。

にせものがたり 【仁勢物語】🔗🔉

にせものがたり 【仁勢物語】 仮名草子。二巻。作者未詳。1640年頃成立。伊勢物語を逐語的にパロディー化し,当時の世相・風俗を滑稽化して描いた作品。

に-せよ (連語)🔗🔉

に-せよ (連語) 〔格助詞「に」にサ変動詞「する」の命令形「せよ」が付いたもの〕 体言,または活用語の終止形に接続する。 (1)「にしろ{(1)}」に同じ。「実の妹―,長く会っていなかったので,すぐにはわからなかった」「彼の証言があった―,簡単には引き受けられない」 (2)(「…にせよ…にせよ」の形で)例示するものすべてに当てはまることを暗示するのに用いる。にしろ。「野菜―魚―,この大雪では,大量の入荷はとても期待することができない」 〔(1) は,係助詞「も」を挿入して,「にもせよ」の形でも用いられる。「無意識にもせよ,そういう気持ちはあったかもしれない」〕

に・せる [0] 【似せる】 (動サ下一)[文]サ下二 に・す🔗🔉

に・せる [0] 【似せる】 (動サ下一)[文]サ下二 に・す (1)似るようにする。まねる。「本物に―・せて作る」 (2)偽造する。「主人の判を―・せた重罪/人情本・梅児誉美 4」

にせん-せき [0] 【二千石】🔗🔉

にせん-せき [0] 【二千石】 〔中国,漢代,郡の太守の禄が二千石であったので〕 地方長官の異名。じせんせき。

大辞林 ページ 151450