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にち-らい [1] 【日来】🔗🔉

にち-らい [1] 【日来】 ふだん。ひごろ。「夜来,―に面目を新たにするものぢや/虞美人草(漱石)」

にちらん-わしんじょうやく ―デウヤク 【日蘭和親条約】🔗🔉

にちらん-わしんじょうやく ―デウヤク 【日蘭和親条約】 1856年(安政3)に調印された日本とオランダとの条約で,オランダに対する日本の全面的な開国が規定された。

にちりゅう 【日隆】🔗🔉

にちりゅう 【日隆】 (1384-1464) 室町初期の僧。本門法華宗の開祖。京都の妙本寺の日霽(ニチサイ)に師事し,のち各地に遊学。京都に本応寺(のちの本能寺)を開いた。著書は「本門弘経抄」などのほか三千余帖という。

にち-りょう ―リヤウ [2] 【日量】🔗🔉

にち-りょう ―リヤウ [2] 【日量】 一日の産出量や取り扱い量。

にち-りん [0] 【日輪】🔗🔉

にち-りん [0] 【日輪】 太陽。日。

にちりん-そう ―サウ [0] 【日輪草】🔗🔉

にちりん-そう ―サウ [0] 【日輪草】 ヒマワリの異名。[季]夏。

に・ちる (動タ上一)🔗🔉

に・ちる (動タ上一) なじる。食ってかかる。「証拠を出せと―・ちければ/浄瑠璃・万年草(中)」

にちれん 【日蓮】🔗🔉

にちれん 【日蓮】 (1222-1282) 鎌倉時代の僧。日蓮宗の開祖。字(アザナ)は蓮長。諡号(シゴウ)は立正大師。安房(アワ)小湊の人。一二歳で仏門に入り,諸宗を各地で学ぶ。「法華経」によってのみ末世の国家の平安もありうることを悟り,1253年に日蓮宗を開き,辻説法で他宗を激しく攻撃し,論破した。60年「立正安国論」を幕府に献じ国難を予言していれられず,伊豆に配流。赦免後も幕府・諸宗批判をやめなかったため竜口(タツノクチ)で斬られかけたが,佐渡に流された。許されて,甲斐身延山に隠棲。武蔵国千束郡(東京都大田区池上)で,六老僧を定めて没した。著「開目鈔」「観心本尊鈔」など。

にちれん-しゅう 【日蓮宗】🔗🔉

にちれん-しゅう 【日蓮宗】 (1)日蓮が開いた仏教の一宗派。「法華経」を唯一の所依とし,久遠仏への帰依と「南無妙法蓮華経」の唱題による成仏を説き,現世における仏国土建設をめざす。日蓮の死後廟所(ビヨウシヨ)とされた甲斐身延山久遠寺が布教の本拠となったが,のち日蓮宗・日蓮正宗・法華宗(本門流・陣門流・真門流)・顕本法華宗・日蓮宗不受不施派・本門仏立宗などの分派が生まれた。法華宗。 (2)日蓮宗の一派。身延山久遠寺を本山とする。

大辞林 ページ 151464