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にわ-とり ニハ― [0] 【鶏・🔗🔉

にわ-とり ニハ― [0] 【鶏・】 〔庭の鳥の意〕 キジ目キジ科の鳥。原種は東南アジアの密林にすむセキショクヤケイ。農耕の開始とともに家禽(カキン)として飼養されるようになり,用途に応じた改良がなされ,多くの品種が生じた。弥生時代にはすでに日本に渡来していた。採卵用の白色レグホン,食肉用のブロイラー・名古屋種,闘鶏用のシャモ,観賞用のオナガドリ・チャボなどの品種がある。くたかけ。とり。

――を割(サ)くにいずくんぞ牛刀を用いん🔗🔉

――を割(サ)くにいずくんぞ牛刀を用いん 〔論語(陽貨)〕 小事を処理するのに大人物や,また大規模な方法を用いる必要はないということ。

にわとり-あわせ ニハ―アハセ [5] 【鶏合(わ)せ】🔗🔉

にわとり-あわせ ニハ―アハセ [5] 【鶏合(わ)せ】 「とりあわせ(鶏合)」に同じ。

にわとり-びと ニハ― 【鶏人】🔗🔉

にわとり-びと ニハ― 【鶏人】 ⇒けいじん(鶏人)

にわとり-ぼこ ニハ― [5] 【鶏鉾】🔗🔉

にわとり-ぼこ ニハ― [5] 【鶏鉾】 屋形の軒に鶏をかたどった飾りをつけた山車(ダシ)。京都の祇園会(ギオンエ)の山鉾(ヤマボコ)の一つ。

にわとりむこ ニハトリムコ 【鶏聟】🔗🔉

にわとりむこ ニハトリムコ 【鶏聟】 狂言の一。花聟が聟入りの礼儀作法を某(ナニガシ)にたずねると,某はからかって鶏のまねをするよう教えたので,花聟は舅(シユウト)の家へ着くなりさっそく鶏の鳴くまねをする。

にわ-ない ニハナヒ 【新嘗】🔗🔉

にわ-ない ニハナヒ 【新嘗】 〔「にわのあい」の転〕 「にいなめ(新嘗)」に同じ。「―の為に国郡を卜はしむ/日本書紀(天武下訓)」

にわ-なずな ニハナヅナ [3] 【庭薺】🔗🔉

にわ-なずな ニハナヅナ [3] 【庭薺】 アリッサムの別名。

にわ-に-たつ ニハ― 【庭に立つ】 (枕詞)🔗🔉

にわ-に-たつ ニハ― 【庭に立つ】 (枕詞) 「麻」にかかる。収穫後に庭に立て並べるからとも,庭に植えられるからともいう。「―麻手(アサデ)小衾(コブスマ)今夜だに/万葉 3454」

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