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ぬすっと-こんじょう ―ジヤウ [5] 【盗人根性】🔗🔉

ぬすっと-こんじょう ―ジヤウ [5] 【盗人根性】 盗みをはたらく人に特有の,他人のすきをねらおうとする物ほしそうでいやらしい性質。ぬすびと根性。

ぬすっと-ねこ [5] 【盗人猫】🔗🔉

ぬすっと-ねこ [5] 【盗人猫】 (1)どろぼう猫。ぬすびと猫。 (2)他人の夫(または妻)と密通した者をののしっていう語。

ぬす-と [3] 【盗人】🔗🔉

ぬす-と [3] 【盗人】 ぬすっと。ぬすびと。

ぬす-びと [0] 【盗人】🔗🔉

ぬす-びと [0] 【盗人】 (1)他人の物を盗む人。どろぼう。盗賊。ぬすっと。ぬすと。 (2)人をののしっていう語。ぬすっと。「かぐや姫てふ大―の奴が/竹取」

――猛猛(タケダケ)しい🔗🔉

――猛猛(タケダケ)しい 「ぬすっと猛猛(タケダケ)しい」に同じ。

――に追い🔗🔉

――に追い 「盗人(ヌスビト)に追い銭(セン)」に同じ。「それは―といふ物なり/浮世草子・胸算用 1」

――に追い銭(セン)🔗🔉

――に追い銭(セン) 盗人に物をとられたうえに,さらに銭を与えてやること。損の上に損を重ねることのたとえ。

――に鍵(カギ)を預(アズ)ける🔗🔉

――に鍵(カギ)を預(アズ)ける 災いのもとになるものに,それを助長するものを与え,被害を大きくすることのたとえ。

――にも三分(サンブ)の理(リ)🔗🔉

――にも三分(サンブ)の理(リ) 盗人が盗みをするのにも,それなりの理由があること。どんなことにでも,理屈をつけようと思えばつけられることのたとえ。

――の上前(ウワマエ)を取る🔗🔉

――の上前(ウワマエ)を取る 盗人が盗んできた物の一部をかすり取る。ひどくたちの悪いこと。また,悪人の上にもさらに極悪な者がいることのたとえ。

――の逆恨(サカウラ)み🔗🔉

――の逆恨(サカウラ)み 盗人が自分の悪事はたなに上げて,捕らえた人や被害者を恨むこと。

――の隙(ヒマ)はあれども守(マモ)り手の隙がない🔗🔉

――の隙(ヒマ)はあれども守(マモ)り手の隙がない 盗人は都合のよいときを見計らって入るが,番人は四六時中見張っていなければならないので暇がない。盗人は防ぎきれないことのたとえ。

――の昼寝🔗🔉

――の昼寝 夜の稼ぎに備えて盗人が昼寝をすること。一見,何の目的もなさそうに見える行為にも,あとの行動への考えがあることのたとえ。

大辞林 ページ 151638