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ぬ-し [1] 【塗師】🔗🔉

ぬ-し [1] 【塗師】 〔「ぬりし」の転「ぬっし」の促音無表記から〕 (1)木地師の挽(ヒ)いた木地に漆を塗る人。ぬりし。ぬりものし。 (2)漆細工や漆器製造に従事する人。塗師屋。

ぬし 【塗師】🔗🔉

ぬし 【塗師】 狂言の一。都の塗師某(ナニガシ)は,越前国の弟子平六を訪れるが,平六の女房は夫の仕事が減るのを恐れ,夫は死んだという。師匠に会いたい平六は仕方なく幽霊のまねをして現れる。和泉流では「塗師平六」

ぬし-さま 【主様】 (代)🔗🔉

ぬし-さま 【主様】 (代) 二人称。近世,女性特に遊女などが親しい男性に対し,これを敬っていうのに用いる。「帯は裂けても―と私(ワシ)が間はよも裂けじ/浄瑠璃・曾根崎心中」

ぬし-づ・く 【主付く】 (動カ四)🔗🔉

ぬし-づ・く 【主付く】 (動カ四) 領有する。自分のものとする。「祖父(オオジ)よりひさしくここに住み,田畠あまた―・きて家豊かに暮しけるが/読本・雨月(浅茅が宿)」

ぬし-ぶろ [0] 【塗師風呂】🔗🔉

ぬし-ぶろ [0] 【塗師風呂】 漆器を乾かすための,密閉した室。漆(ウルシ)風呂。陰室(インシツ)。

ぬし-や [0] 【塗師屋】🔗🔉

ぬし-や [0] 【塗師屋】 「塗師(ヌシ){(2)}」に同じ。

ぬす-あし 【盗足】🔗🔉

ぬす-あし 【盗足】 能楽用語。足を抜くように上げ,音を立てずに踏むこと。また,その足さばき。

ぬすっ-と [0][2] 【盗人】🔗🔉

ぬすっ-と [0][2] 【盗人】 〔「ぬすびと」の転〕 ぬすびと。ぬすと。

大辞林 ページ 151637