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のき [0] 【軒・簷・檐・宇】🔗🔉

のき [0] 【軒・簷・檐・宇】 (1)屋根の下端で,建物の外壁から張り出した部分。風雨や日光をよける。 (2)「庇(ヒサシ)」に同じ。

――の菖蒲(アヤメ)🔗🔉

――の菖蒲(アヤメ) 端午の節句に,疫病除(ヨ)けのまじないとして軒先にさすあやめ。

――の糸水(イトミズ)🔗🔉

――の糸水(イトミズ) 軒から流れ落ちるあまだれ。「春雨は―つくづくと心ぼそくて日をもふるかな/風雅(春中)」

――の玉水(タマミズ)🔗🔉

――の玉水(タマミズ) 「軒の糸水(イトミズ)」に同じ。「つくづくと春のながめの寂しきはしのぶにつたふ―/新古今(春上)」

――を争・う🔗🔉

――を争・う (1)草などが軒をかくすほど高く生い茂る。「しげき蓬は―・ひて生ひのぼる/源氏(蓬生)」 (2)「軒を並べる」に同じ。「―・ひし人のすまひ/方丈記」

――を貸(カ)して母屋(オモヤ)を取られる🔗🔉

――を貸(カ)して母屋(オモヤ)を取られる 「庇(ヒサシ)を貸して母屋を取られる」に同じ。

――を並・べる🔗🔉

――を並・べる 軒と軒が接するほど家が建ち並ぶ。家がぎっしり建ち並んださま。軒を連ねる。

のぎ [0][1] 【芒】🔗🔉

のぎ [0][1] 【芒】 (1)稲・麦などイネ科植物の実の外殻にある針のような毛。のげ。 (2)(「禾」と書く)金箔(キンパク)・銀箔(ギンパク)の細長く切ったもの。料紙や絵画などの飾りに用いる。 芒(1) [図]

のぎ 【🔗🔉

のぎ】 〔「のぎ(芒)」と同源〕 のどにささった魚の骨。とげ。「喉に―ありて,物得食はず/古事記(上訓)」

のぎ 【乃木】🔗🔉

のぎ 【乃木】 姓氏の一。

のぎ-まれすけ 【乃木希典】🔗🔉

のぎ-まれすけ 【乃木希典】 (1849-1912) 陸軍軍人。大将。長州の人。日清戦争に第一旅団長として従軍。日露戦争では第三軍司令官として旅順を攻略。のち,学習院長。静子夫人とともに明治天皇の大葬の日に殉死。

のぎ 【野木】🔗🔉

のぎ 【野木】 栃木県南部,下都賀(シモツガ)郡の町。近世,日光街道の宿場町。西部に渡良瀬川遊水池がある。

大辞林 ページ 151827