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の-だめ 【篦撓め】🔗🔉

の-だめ 【篦撓め】 〔「のため」とも〕 矢の幹の反りを直すこと。また,反りを直す道具。木に斜めに溝を切ったもので中に矢竹を入れて撓め直す。「金磁頭(カナジドウ)二つ―に取添へて,道々撓め直し/太平記 17」

のだめ-がた 【篦撓め形】🔗🔉

のだめ-がた 【篦撓め形】 (1)篦撓めの溝に似ている形。ななめ。すじかい。はすかい。「―に流れをせいてぞ渡しける/太平記 19」 (2)ねじれていること。ひねくれていること。こじれていること。「―ニスル/日葡」

のたも・う ノタマフ [3] 【宣ふ】 (動ハ四)🔗🔉

のたも・う ノタマフ [3] 【宣ふ】 (動ハ四) ⇒のたまう

のたり [2][3] (副)🔗🔉

のたり [2][3] (副) のんびりしているさま。ゆるやかに動くさま。「刀豆(ナタマメ)や―とさがる花まじり/太祇句選」

のたり-のたり [2] (副)🔗🔉

のたり-のたり [2] (副) ゆるやかにうねるさま。のんびり動くさま。「春の海ひねもす―かな/蕪村句集」

のた・る🔗🔉

のた・る ■一■ (動ラ四) (1)はって行く。うねるようにして進む。のたくる。「うはばみ霞版を―・る山の岫/談林十百韻」 (2)倒れる。「あんまさん―・られまいと夜そばいい/雑俳・川柳評万句合」 (3)苦しみもだえる。のたうつ。「手負(テオイ)はうんとばかりに―・りまわるを/塩原多助一代記(円朝)」 ■二■ (動ラ下二) {■一■}に同じ。「そこら構はずふんぞつて―・れてござれ/浄瑠璃・鑓の権三(下)」

の-だるき [2] 【野垂木】🔗🔉

の-だるき [2] 【野垂木】 化粧垂木より上にあって屋根を支えている垂木。外から見えず,化粧を施していない。 ⇔化粧垂木 →小屋組

のたれ [0] 【湾】🔗🔉

のたれ [0] 【湾】 刀剣の刃文(ハモン)の一。大波がゆったりとうねるような曲線のもの。のたれ刃。のたれ焼き刃。

大辞林 ページ 151854