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のと 【祝詞】🔗🔉

のと 【祝詞】 「のりと(祝詞)」の転である「のっと」の促音「つ」の無表記形。「神主―いみじく申して/宇治拾遺 10」

のと 【能登】🔗🔉

のと 【能登】 旧国名の一。石川県の北部能登半島を占める。能州。

のど [1] 【喉・咽】🔗🔉

のど [1] 【喉・咽】 〔「のんど」の転〕 (1)口の奥の食道・気管に通ずるところ。咽喉。 (2)首の前面。のどくび。「―を締める」 (3)歌う声。「美しい―を聞かせる」 (4)本の部分の名。製本で,中身の紙を糸などで綴じてある側の部分。 →製本

――が渇(カワ)・く🔗🔉

――が渇(カワ)・く (1)水分が欲しくなる。 (2)人の物をうらやみ欲しがる。「とても盗まばあの刀ええ欲しい事,―・くといひければ/浄瑠璃・百合若大臣」

――が鳴・る🔗🔉

――が鳴・る おいしそうな食べ物を見て,食欲が起きる。食べたくてうずうずする。

――がひっつ・く🔗🔉

――がひっつ・く 非常に喉がかわくさまをいう。

――から手が出る🔗🔉

――から手が出る 欲しいと思う気持ちが,抑えかねるほどであることのたとえ。「―出るほど欲しい本」

のど 【閑・和】 (形動ナリ)🔗🔉

のど 【閑・和】 (形動ナリ) 穏やかで,静かなさま。のどか。「立つ波も―には立たぬ/万葉 3339」「明日香川…流るる水も―にかあらまし/万葉 197」

のとう・ぶ ノタウブ 【宣ぶ・曰ぶ】 (動バ四)🔗🔉

のとう・ぶ ノタウブ 【宣ぶ・曰ぶ】 (動バ四) 〔「のたまふ」の転。また「のたぶ」の転とも〕 「言う」の尊敬語。おっしゃる。「やよひばかりに,もの―・びける人のもとに/古今(恋二詞)」

の-どおみ ―ドホミ [2] 【野遠見】🔗🔉

の-どおみ ―ドホミ [2] 【野遠見】 歌舞伎の大道具。遠く野辺を描き,人家や草木をあしらった背景。 →遠見

のど-か [1] 【長閑】 (形動)[文]ナリ🔗🔉

のど-か [1] 【長閑】 (形動)[文]ナリ (1)(外界の状態が)穏やかで,のびのびと気持ちよく過ごせるようなさま。「―な田園風景」 (2)天気がよく,穏やかなさま。[季]春。「―な春の日」《―さに無沙汰の神社廻りけり/太祇》 (3)心にかかることもなく,落ち着いて,のんびりとしているさま。「―に日を暮らす」「―な心」 (4)(動作・態度が)落ち着いていてあわてないさま。悠然としたさま。「人人心をまどはしてののしるに,君はいと―にて/堤中納言(虫めづる)」 [派生] ――さ(名)

大辞林 ページ 151866