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のび-のび [0] 【延び延び】 (名・形動)[文]ナリ🔗⭐🔉
のび-のび [0] 【延び延び】 (名・形動)[文]ナリ
〔「伸び伸び」と同源〕
何度も延期されること。遅れて長びくこと。また,そのさま。「開催が―になる」「こは―なる詮議かな/浄瑠璃・頼光跡目論」
のび-のび [3] 【伸び伸び】 (副)スル🔗⭐🔉
のび-のび [3] 【伸び伸び】 (副)スル
(1)じゃまされずにすくすくと伸びるさま。「―(と)育つ」「―と枝を広げた松」
(2)心配などがなく,自由でゆったりとしたさま。「試験が終わって―(と)する」「―(と)した気分」
(3)いじけたところがなく自由なさま。のびやかなさま。「―(と)した性格」「―(と)した字」
のび-やか [2] 【伸びやか】 (形動)[文]ナリ🔗⭐🔉
のび-やか [2] 【伸びやか】 (形動)[文]ナリ
のびのびしているさま。ゆったりとおうようなさま。「―に育つ」「―な歌声」「―な筆づかい」
[派生] ――さ(名)
の-びゆ [0] 【野
】🔗⭐🔉
の-びゆ [0] 【野
】
イヌビユの異名。
】
イヌビユの異名。
のび-らか 【伸びらか】 (形動ナリ)🔗⭐🔉
のび-らか 【伸びらか】 (形動ナリ)
(1)長くのびているさま。「(鼻ガ)あさましう高う―に,さきの方少し垂りて/源氏(末摘花)」
(2)ゆるやかにくつろいださま。のびのびとしているさま。のびやか。「人の心も―にぞ見ゆるかし/源氏(初音)」
のび-りつ [2] 【伸び率】🔗⭐🔉
のび-りつ [2] 【伸び率】
業績などが伸びる割合。「収益の―」
の-びる [0][1] 【野蒜】🔗⭐🔉
の-びる [0][1] 【野蒜】
ユリ科の多年草。路傍や畑地の縁に生える。ネギ属特有の臭気がある。春,茎はラッキョウに似た鱗茎(リンケイ)から出て高さ約50センチメートルになり,線形の葉を少数つける。若葉と鱗茎は食用となる。夏,茎頂に小球芽と淡紅紫色の小花をつける。ヒル。ネビル。[季]春。
野蒜
[図]
[図]
の・びる [2] 【伸びる・延びる】 (動バ上一)[文]バ上二 の・ぶ🔗⭐🔉
の・びる [2] 【伸びる・延びる】 (動バ上一)[文]バ上二 の・ぶ
(1)物がまっすぐになったり,長くなったり,広がったりする。(ア)折れたり,しわになったりしていたものが,まっすぐになる。「パーマが―・びた」「しわが―・びる」(イ)引っぱられて長くなる。「よく―・びる餅」「このアンテナは二メートルまで―・びる」(ウ)塊状の物が薄く広がる。「このワックスはよく―・びる」
(2)動植物,またはその一部が,生長して長くなったり,丈が高くなったりする。「背が―・びる」「朝顔のつるが―・びる」「雑草が―・びる」
(3)つかんだり,さわったりしようとして体や機械の一部が対象に近づく。「つい甘い物に手が―・びる」「ショベル-カーのアームが廃屋に―・びる」
(4)道路・路線がさらに遠い場所まで延長されて,全体として長くなる。「新幹線が北海道まで―・びるのはいつの日か」
(5)道路・路線がつながって続いている。「舗装道路が国境まで―・びている」
(6)長くなって弾力がなくなる。「蕎麦(ソバ)が―・びる」「―・びたゴム」
(7)時間の量がふえ,全体が長くなる。「会議が一時間―・びた」「日本人の寿命は大幅に―・びた」
(8)期日・期限がもっと先になる。延期される。「雨のため遠足が翌日に―・びた」
(9)業績や勢力・能力が大きくなったり高くなったりする。「売り上げが―・びる」「輸出が―・びる」「成績がぐんと―・びた」
(10)疲れたり打ちのめされたりして,ぐったりして動けなくなる。「徹夜続きで―・びてしまった」「アッパー-カットをくらって―・びる」
(11)遠くまで逃げる。逃げのびる。「三町ばかり追ひたりけれども,ただ―・びに―・びければ/保元(中)」
(12)心がゆったりする。のびのびする。「空もうららかにて人の心も―・び,物おもしろき折なるに/源氏(絵合)」
(13)男が女に対して,でれでれしただらしない様子をする。鼻の下を長くする。「ぴつたり抱き寄せしみじみ囁く,…え忝い,と―・びた顔付/浄瑠璃・油地獄(上)」
(14)金銭がふえる。「親方に渡されし二百貫目(ノ銀),今に―・びず/浮世草子・織留 2」
〔「伸ばす」「伸べる」に対する自動詞〕
大辞林 ページ 151877。