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はしり [3] 【走り】🔗🔉

はしり [3] 【走り】 (1)走ること。また,走り方。「ひと―してくる」 (2)時季に先駆けて出る農作物・漁獲物など。また,同種の物事のうち,いちばん初めのもの。「―だからまだ高価だ」 (3)敵に向かって木を滑らせ,ころがすこと。走り木。「―を以て推し落す様にぞ構へたる/太平記 14」 (4)台所の流し。「其家の―の脇に埋んだげな/浄瑠璃・八百屋お七」 (5)逃亡。駆け落ち。「失物か,―か/浄瑠璃・新版歌祭文」 (6)俳諧の付合方法の一。前句の語勢に乗って句を付けること。

はしり-い ― 【走り井】🔗🔉

はしり-い 【走り井】 清水のわき出る泉。「落ち激(ダキ)つ―水の清くあれば/万葉 1127」

はしり-うま 【走り馬】🔗🔉

はしり-うま 【走り馬】 (1)競馬に用いる馬。また,競馬。 (2)急使を乗せた早馬。「京よりの―と言へば/増鏡(三神山)」

はしり-がき [0] 【走り書き】 (名)スル🔗🔉

はしり-がき [0] 【走り書き】 (名)スル 急いで続けざまに文字を書くこと。また,そうして書いたもの。「伝言を―する」

はしり-くらべ [4] 【走り競べ】🔗🔉

はしり-くらべ [4] 【走り競べ】 走って速さをくらべること。競走。かけっこ。

はしり-こぐら 【走りこぐら】🔗🔉

はしり-こぐら 【走りこぐら】 〔「はしりこくら」とも〕 はしりくらべ。かけっこ。「私は―を致さう/狂言・伯養」

はしり-しゅう [3] 【走衆】🔗🔉

はしり-しゅう [3] 【走衆】 (1)室町時代,将軍外出の際に徒歩で供をしたほか,種々の雑用にあたった者。 (2)江戸時代,徒組(カチグミ)の若衆。

はしり-たかとび [4][5] 【走り高跳び】🔗🔉

はしり-たかとび [4][5] 【走り高跳び】 陸上競技の種目の一。助走して,片足で踏み切ってバーを跳び越えその高さを争う競技。ハイ-ジャンプ。

はしり-ぢえ ― 【走り知恵】🔗🔉

はしり-ぢえ 【走り知恵】 浅はかな知恵。「おのれがやうな知恵は―とて役にたたぬ/狂言・以呂波」

はしり-づかい ―ヅカヒ [4] 【走り使い】🔗🔉

はしり-づかい ―ヅカヒ [4] 【走り使い】 ほうぼう走り回って,命ぜられた用を足すこと。また,その人。

大辞林 ページ 152195