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はと [1] 【鳩・鴿】🔗🔉

はと [1] 【鳩・鴿】 ハト目ハト科に属する鳥の総称。翼長9〜40センチメートル。頭部が小さく胸から腹にかけてやや膨らむ。家禽(カキン)として飼育されるドバトはカワラバトを改良したもので,伝書用・観賞用・食用などの用途別に多くの品種がある。日本の野生種としてはキジバトが多い。世界に約三二〇種が知られる。平和の象徴とされる。

――が豆鉄砲(マメデツポウ)を食ったよう🔗🔉

――が豆鉄砲(マメデツポウ)を食ったよう 突然のことに驚いて目を丸くするさま。あっけにとられるさま。鳩に豆鉄砲。

――に三枝(サンシ)の礼あり🔗🔉

――に三枝(サンシ)の礼あり 鳩は親鳩より三本下の枝に止まって礼を守る。礼儀を重んずべきことのたとえ。

――に豆鉄砲🔗🔉

――に豆鉄砲 「鳩が豆鉄砲を食ったよう」に同じ。

――を憎み豆を作らぬ🔗🔉

――を憎み豆を作らぬ 鳩が来てついばむのを嫌って,大切な豆を作ることをやめてしまう意。つまらない事にこだわるあまり,肝要な事を見失うたとえ。

はと [0][1] 【波戸・波止】🔗🔉

はと [0][1] 【波戸・波止】 海岸から海中に突き出させて,石で築いた構築物。波浪を防いだり,荷物の積み降ろしに用いる。防波堤。埠頭(フトウ)。

は-とう [0] 【波頭】🔗🔉

は-とう [0] 【波頭】 (1)なみがしら。 (2)波の上。海上。

は-とう ―タウ [0] 【波濤】🔗🔉

は-とう ―タウ [0] 【波濤】 大波。高い波。

は-どう [0] 【波動】🔗🔉

は-どう [0] 【波動】 物質のある点での振動がそれに隣接する部分の運動を引き起こし,その振動が次々に伝えられてゆく現象。その振動する物質を媒質という。例えば,水面に起こる水波や,音波・地震波などの弾性波など。また,電磁波は電場および磁場の振動が空間を伝わる現象。なみ。

はどう-かんすう ―クワン― [4] 【波動関数】🔗🔉

はどう-かんすう ―クワン― [4] 【波動関数】 (1)音波などの弾性波ではその媒質,電磁波では電磁場など,波動に係わる物理量の振動を空間座標と時間の関数として表したもの。 (2)量子力学では,粒子の状態を記述する空間座標と時間の関数。シュレーディンガー方程式,あるいはディラック方程式を満足し,量子力学的粒子の波動性を保証する。波動関数の絶対値の二乗から粒子の存在確率が与えられ,この意味で確率振幅とも呼ばれる。

大辞林 ページ 152341