複数辞典一括検索+

――が曲が・る🔗🔉

――が曲が・る 悪臭が鼻を強く刺激するさまにいう。

――であしら・う🔗🔉

――であしら・う 〔鼻先でふんと応答する意〕 相手の言葉を問題とせず,冷淡に応対する。鼻先であしらう。

――で笑・う🔗🔉

――で笑・う 相手を見下してふんと笑う。鼻先で笑う。

――に当・てる🔗🔉

――に当・てる 自慢する。鼻にかける。「おのれが有徳(ウトク)を―・て/浮世草子・御前義経記」

――に掛・ける🔗🔉

――に掛・ける 自慢する。得意がる。「学歴を―・ける」

――につ・く🔗🔉

――につ・く たび重なっていやになる。また,言葉が嫌みに感じられる。「スター気どりが―・く」

――を明か・す🔗🔉

――を明か・す 出しぬいて人をあっと言わせる。「宿敵の―・す」

――を蠢(ウゴメ)か・す🔗🔉

――を蠢(ウゴメ)か・す 「小鼻をうごめかす」に同じ。

――を打・つ🔗🔉

――を打・つ 臭気が鼻を刺激する。鼻を突く。

――を折・る🔗🔉

――を折・る 相手の慢心をくじく。「高慢の―・る」

――を欠・く🔗🔉

――を欠・く 多くの犠牲を払う。得るものよりも損失が大きい。「信頼は一日の軍に―・きけり/平治(中・古活字本)」

――を高くする🔗🔉

――を高くする 自慢する。得意になる。

――を突き合わ・せる🔗🔉

――を突き合わ・せる きわめて近く寄り合う。狭い場所で向かい合う。「―・せて相談する」

――を突・く🔗🔉

――を突・く (1)臭気が鼻を刺激する。 (2)「鼻を突き合わせる」に同じ。「広くもあらぬ日本国は,学者で―・くなるべく/当世書生気質(逍遥)」 (3)主君に勘当される。また,失敗する。「―・かせて行き方を知らず/義経記 4」

――を撮(ツマ)まれても分からない🔗🔉

――を撮(ツマ)まれても分からない まっ暗で一寸先も見えないことをたとえていう。

――を鳴ら・す🔗🔉

――を鳴ら・す 鼻にかかった声を出す。また,甘えたり,小馬鹿にしたような動作をする。「小犬が―・す」

はな 【鼻】🔗🔉

はな 【鼻】 小説。芥川竜之介作。1916年(大正5)発表。「今昔物語」に基づく。巨大な鼻を持つ僧の心理の明暗をユーモラスに描き分けながら,傍観者のエゴイズムをあばく。夏目漱石の激賞をうけた出世作。

はな [0] 【洟】🔗🔉

はな [0] 【洟】 〔「はな(鼻)」と同源〕 鼻腔の粘膜から分泌する液。鼻汁(ハナジル)。鼻水。「―をかむ」「―をたらす」

――も引っ掛けない🔗🔉

――も引っ掛けない まったく相手にしない。無視する。

大辞林 ページ 152353