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ハンニバル Hannibal🔗🔉

ハンニバル Hannibal (前247頃-前183頃) カルタゴの将軍。紀元前218年イタリアに侵入し第二次ポエニ戦争を起こす。カンネーの戦いなどでローマを苦しめたが,ザマの戦いでスキピオに敗北。のちカルタゴを離れ,小アジアで自殺。

はん-にゃ [1] 【般若】🔗🔉

はん-にゃ [1] 【般若】 〔梵 praj 智慧の意〕 (1)〔仏〕 人間が真実の生命に目覚めた時にあらわれる,根源的な叡智。世界の窮極的真理を知ること。智慧。慧。 (2)能の女面の一。二本の角をもつ鬼女の面。憤怒・嫉妬・苦悩の情を表す。目と歯には鍍金がはめられている。創作者は般若坊と伝える。般若面。 (3)家紋の一。{(2)}を図案化したもの。 (4)「般若面(ヅラ)」の略。 般若(2) [図]

はんにゃ-きょう ―キヤウ 【般若経】🔗🔉

はんにゃ-きょう ―キヤウ 【般若経】 (1)大般若経のこと。 (2)般若波羅蜜を説く諸経典の総称。「小品(シヨウボン)般若経」「大品(ダイボン)般若経」をはじめとして別々に成立し,玄奘訳「大般若経」により集大成された。「般若心経」を含めていうこともある。

はんにゃ-ぐま [3] 【般若隈】🔗🔉

はんにゃ-ぐま [3] 【般若隈】 歌舞伎の隈取りの一。目と口に紅を加え,般若の面相を象徴したもの。平九郎隈。

はんにゃ-ごえ ―ゴ [4][0] 【般若声】🔗🔉

はんにゃ-ごえ ―ゴ [4][0] 【般若声】 (1)経典を読誦したり,真言などを唱える声。 (2)鬼女の発するような恐ろしい声。

はんにゃ-しんぎょう ―シンギヤウ 【般若心経】🔗🔉

はんにゃ-しんぎょう ―シンギヤウ 【般若心経】 大乗仏教の経典。一巻。空(クウ)の思想など般若経の精要を簡潔に説く。サンスクリット本二種,漢訳本七種があり,日本では玄奘訳のものが流布。摩訶般若波羅蜜多心経。般若波羅蜜多心経。心経。

はんにゃ-づら [0] 【般若面】🔗🔉

はんにゃ-づら [0] 【般若面】 般若{(2)}に似た恐ろしい顔。特に,嫉妬に狂う女の顔。はんにゃめん。

はんにゃ-とう ―タウ [0] 【般若湯】🔗🔉

はんにゃ-とう ―タウ [0] 【般若湯】 〔僧侶の隠語〕 酒。

はんにゃ-はらみつ [5] 【般若波羅蜜】🔗🔉

はんにゃ-はらみつ [5] 【般若波羅蜜】 〔仏〕 六波羅蜜の一。悟りに至るための修行の一つで,世界の実相を知ること。智慧波羅蜜。

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