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ひき-いれ 【引き入れ】🔗🔉

ひき-いれ 【引き入れ】 (1)引き入れること。 (2)元服のときに冠をつけさせること。また,その役。烏帽子親(エボシオヤ)の類。「―に源氏の大納言物したまへり/蜻蛉(中)」

ひきいれ-えぼし 【引入烏帽子】🔗🔉

ひきいれ-えぼし 【引入烏帽子】 烏帽子を頭に深くかぶること。また,その烏帽子。「白き直垂に―したる男/著聞 12」

ひき-いれ [0] 【挽き入れ・引(き)入れ】🔗🔉

ひき-いれ [0] 【挽き入れ・引(き)入れ】 いくつも入れ子にした轆轤(ロクロ)細工物。合子(ゴウシ)や皿の類。「―合子」

ひきい・れる [4] 【引(き)入れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 ひきい・る🔗🔉

ひきい・れる [4] 【引(き)入れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 ひきい・る (1)引いて中へ入れる。車両などを引っぱって中へ入れる。 ⇔引き出す 「荷車を門内に―・れる」 (2)人を誘って中に入れる。(ア)人を屋敷内に誘い入れる。呼び入れる。「物売りを呼びとめて邸内に―・れる」(イ)人を誘って自分たちの仲間に入れる。誘いこむ。ひっぱりこむ。「味方に―・れる」「不良グループに―・れられる」 (3)物などを中に入れる。(ア)物を自分のふところなどに入れる。「暗まぎれにふところに物など―・るる人もあらむかし/枕草子 124」(イ)体の一部を引っこめる。「いとはづかしうて御顔―・れ給へるさま,いとらうたく/堤中納言(思はぬ方に)」 (4)帽子などを深くかぶる。引きこむ。「御烏帽子―・れて/栄花(初花)」

ひき-いろ 【引き色】🔗🔉

ひき-いろ 【引き色】 退却の気配。負け色。「寄手すでに―に成て候/太平記 7」

大辞林 ページ 152757