ひきゃく-ぶね [4] 【飛脚船】 江戸時代，主要な港湾・浦々にあって公用・私用の別を問わず，臨時の急需を果たしていた足の速い便船。

ひきゃく-まけ [0] 【飛脚負け】 商品の販売利益に比べて，運搬の飛脚代の高いこと。

ひきゃく-や [0] 【飛脚屋】 （１）飛脚を業とする人。 （２）「飛脚問屋(ヒキヤクドイヤ)」に同じ。

ひ-ぎゃく [0] 【被虐】 残虐な扱いを受けること。しいたげられいじめられること。 ⇔加虐 「―趣味」「―愛」

ひき-やぶ・る [4] 【引(き)破る】 （動ラ五［四］） 引っ張って破る。引き裂く。「手紙を―・る」 [可能] ひきやぶれる

ひき-やま [0] 【引(き)山】 「出(ダ)し山」に同じ。

ひき-やま [0] 【曳き山】 祭礼に引く山車(ダシ)。だんじり。

ひ-きゅう ―キウ [0] 【飛球】 野球で，フライ。「大―」

ひ-きゅう [0] 【匪躬】 〔「匪」は「非」に同じ〕 わが身を顧みないこと。 →蹇蹇(ケンケン)匪躬

ひ-きゅう ―キフ [0] 【秘笈】 〔「笈」は書物を入れる竹の箱〕 大切に保存された本。また，大切な本を入れておく箱。

ひ-きゅう ―キフ [0] 【悲泣】 （名）スル 悲しみ泣くこと。「卿―するなかれ/花柳春話（純一郎）」

ひ-きゅう ―キウ [0] 【貔貅・豼貅】 （１）〔史記（五帝紀）〕 中国の古代の伝説にみえる猛獣の名。トラあるいはクマに似るという。飼いならして戦争に用いたという。 （２）{（１）}を描いた旗。古代中国で兵車に立てた。 （３）勇猛な兵士。つわもの。「野戦隊の―が/肉弾（忠温）」