複数辞典一括検索+

び-だくおん [2][3] 【鼻濁音】🔗🔉

び-だくおん [2][3] 【鼻濁音】 鼻音化した濁音。頭子音が鼻腔の共鳴を伴う有声音(主として の音)である音節で,東京語では,語頭以外のガ行音および助詞「が」がそれである。「だいがく(大学)」の「が」,「あさぎり(朝霧)」の「ぎ」,「どんぐり(団栗)」の「ぐ」など。ガ行鼻音。

ひだく-けい [0] 【比濁計】🔗🔉

ひだく-けい [0] 【比濁計】 ⇒濁度計(ダクドケイ)

ひた-くれない ―クレナ 【直紅】 (名・形動ナリ)🔗🔉

ひた-くれない ―クレナ 【直紅】 (名・形動ナリ) 全体が紅色である・こと(さま)。「誰が蒔きし紅なれか三輪山を―に匂はせるらむ/古今六帖 5」

ひた-ぐろ 【直黒】 (名・形動ナリ)🔗🔉

ひた-ぐろ 【直黒】 (名・形動ナリ) 一面に黒い・こと(さま)。「―なる田楽/今昔 28」

ひ-だこ [2] 【火胼胝】🔗🔉

ひ-だこ [2] 【火胼胝】 火鉢などの火に長くあたったとき皮膚にできる暗紅色のまだら模様。

ひだ-こうち ―カウチ 【飛騨高地】🔗🔉

ひだ-こうち ―カウチ 【飛騨高地】 岐阜県飛騨北部の高地。東に飛騨山脈,西に両白(リヨウハク)山地が走る。海抜約1000メートル。

ひた-ごころ 【直心】🔗🔉

ひた-ごころ 【直心】 いちずな心。ひたむきな気持ち。「―になくもなりつべき身を/蜻蛉(中)」

ピタゴラス Pythagoras🔗🔉

ピタゴラス Pythagoras (前560頃-前480頃) ギリシャの哲学者・数学者。サモスの生まれ。南イタリアのクロトンで宗教的学派を創設。宇宙の根源は数であるとし,数学・天文学の発展に寄与した。ピタゴラスの定理などにその名が残る。ピュタゴラス。

ピタゴラス-おんりつ [6] 【―音律】🔗🔉

ピタゴラス-おんりつ [6] 【―音律】 音律の一。単純な整数比で表される五度と四度に基づいて全音階の各音を構成する。純正律と異なり,長三度が純正とならない。ピタゴラスの考案とされる。

ピタゴラス-がくは [6] 【―学派】🔗🔉

ピタゴラス-がくは [6] 【―学派】 ピタゴラスの学説を受け継ぐ学徒。紀元前五〜四世紀頃に活躍し,フィロラオス・アルキタスなどが有名。伝統的に幾何学・天文学の研究を重んじた。しばらく絶えたのち,紀元前一世紀頃新ピタゴラス学派として再興された。

大辞林 ページ 152879