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――の皮を被(カブ)・る🔗🔉

――の皮を被(カブ)・る 姿は人間だが,人間らしい心を持っていない。人非人をののしっていう語。「―・った畜生め」

――の口には戸が立てられない🔗🔉

――の口には戸が立てられない ⇒「人の口」の句項目

――の善悪は=針(=錐(キリ))を袋に入れたるが如(ゴト)し🔗🔉

――の善悪は=針(=錐(キリ))を袋に入れたるが如(ゴト)し 人が善人であるか悪人であるかは,表面をどのようにつくろっても表れるものである。

――の疝気(センキ)を頭痛に病(ヤ)む🔗🔉

――の疝気(センキ)を頭痛に病(ヤ)む 自分に無関係なことによけいな心配をすることのたとえ。

――のふり見て我がふり直せ🔗🔉

――のふり見て我がふり直せ 他人の性格や行動を見て,自分を反省し欠点を改めよ。

――の褌(フンドシ)で相撲を取る🔗🔉

――の褌(フンドシ)で相撲を取る 他人のものを利用して自分の利益になるようなことをする。人の牛蒡(ゴボウ)で法事をする。

――の将(マサ)に死なんとする其の言(ゲン)や善(ヨ)し🔗🔉

――の将(マサ)に死なんとする其の言(ゲン)や善(ヨ)し 〔論語(泰伯)〕 人の死ぬ間際の言葉は,偽りも飾りもなく純粋である。

――は一代名は末代🔗🔉

――は一代名は末代 人の肉体は一代限りで滅びるが,善行や悪行によるその名は長く後世にまで残る。

――は落ち目が大事🔗🔉

――は落ち目が大事 (1)落ちぶれたときこそ,よく自重して言動に注意し,他日を期すように努力することが大事である。 (2)落ちぶれた人に対しては冷淡にしがちだが,そんなときこそ温かな援助を与えるべきである。

――は死して名を留(トド)む🔗🔉

――は死して名を留(トド)む 人は死んでも名声は後世にまで伝わる。虎は死して皮を留む。

――はパンのみにて生くるものに非(アラ)ず🔗🔉

――はパンのみにて生くるものに非(アラ)ず 〔マタイ福音書四章〕 人は物質的な満足だけを目的として生きるものではなく,精神的なよりどころが必要である。

――は人我(ワレ)は我🔗🔉

――は人我(ワレ)は我 他人のすることに一切かかわらず,おのれの信ずることやしたいことを行うこと。

――は見かけによらぬもの🔗🔉

――は見かけによらぬもの 人の性質や能力は,外見だけでは判断がつかないものだということ。

――はみめよりただ心🔗🔉

――はみめよりただ心 人は容貌よりも心だてが大切だ。人はみめより心ばえ。

――は病(ヤマイ)の器(ウツワ)🔗🔉

――は病(ヤマイ)の器(ウツワ) 人は病気にかかりやすいということ。

大辞林 ページ 152935