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――増(マ)せば水増す🔗⭐🔉
――増(マ)せば水増す
人数が多ければ,それに応じて経費も増す。口増せば水増す。
――もあろうに🔗⭐🔉
――もあろうに
ほかに適当な人もいるだろうに。「―彼が選ばれるなんて」
――も無(ナ)げ🔗⭐🔉
――も無(ナ)げ
人を人とも思わないさま。傍若無人(ボウジヤクブジン)に振る舞うようす。「―な態度」
――我に辛(ツラ)ければ我また人に辛し🔗⭐🔉
――我に辛(ツラ)ければ我また人に辛し
他人が自分にむごくすれば,自分も同じように相手に冷たい態度をとる。
――を射(イ)んとせばまず馬を射よ🔗⭐🔉
――を射(イ)んとせばまず馬を射よ
⇒将(シヨウ)を射んと欲(ホツ)すればまず馬を射よ
――を怨(ウラ)むより身を怨め🔗⭐🔉
――を怨(ウラ)むより身を怨め
〔淮南子(繆称訓)〕
人をうらむ前に,自分の至らない点を反省せよ。
――を思うは身を思う🔗⭐🔉
――を思うは身を思う
他人に情をかければ,やがてはそれが自分にかえってくる。情けは人の為(タメ)ならず。
――を食・う🔗⭐🔉
――を食・う
人を人とも思わない態度をとる。馬鹿にする。「―・った態度」「―・った話」
――を逸(ソ)らさ
ない🔗⭐🔉
――を逸(ソ)らさ
ない
人の心を引きつけてよそへ向かわせない。人の気持ちを損なわない。「―
ない話し方」


――を立・てる🔗⭐🔉
――を立・てる
(1)使者・代理人として,人をつかわす。
(2)本人の代わりになる人を表に出す。「―・てて折衝する」
(3)その人の面目を保たせる。
――を使うは苦(ク)を使う🔗⭐🔉
――を使うは苦(ク)を使う
人を使うのは苦労が多く大変であるということ。
――をつけに
する🔗⭐🔉
――をつけに
する
〔「つけ」は「うつけ」の略か〕
人を馬鹿にする。「ええ人をつけえにした,何時だと思ふ/滑稽本・浮世風呂(前)」

――を呪(ノロ)わば穴(アナ)二つ🔗⭐🔉
――を呪(ノロ)わば穴(アナ)二つ
他人を呪い殺そうとして墓穴を掘れば,その報いを受けて死ぬ自分の墓穴も掘らねばならない。人を呪えば身を呪う。
――を人とも思わ
ぬ🔗⭐🔉
――を人とも思わ
ぬ
他人をあなどり無視して,自分の意のままに振る舞うようすだ。

――を見たら泥棒(ドロボウ)と思え🔗⭐🔉
――を見たら泥棒(ドロボウ)と思え
人を軽々しく信用してはならない。
――を見て法(ホウ)を説け🔗⭐🔉
――を見て法(ホウ)を説け
〔釈迦が相手の能力や人柄に応じて法を説いたことから〕
人に応じた働きかけをしなければ,相手の気持ちをつかむことはできない。人(ニン)を見て法を説け。
大辞林 ページ 152936。