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ひと-やり 【人遣り】🔗🔉

ひと-やり 【人遣り】 自分の意志でするのではなく,他人から強いられてすること。また,他人に強いて物事をさせること。「―の道ならなくにおほかたはいきうしといひていざかへりなむ/古今(離別)」

――ならず🔗🔉

――ならず 他人がさせることではなく,自分から進んで,の意。「道の程―心細く思ひ続くるに/源氏(乙女)」

ひと-よ 【一世】🔗🔉

ひと-よ 【一世】 人がこの世に生きている間。一生。「―には二度見えぬ父母を置きてや/万葉 891」

ひと-よ [2] 【一夜】🔗🔉

ひと-よ [2] 【一夜】 (1)一晩。いちや。「今宵(コヨイ)―を共に過ごす」 (2)ある夜。「ある冬の―」 (3)一晩じゅう。よもすがら。終夜。「―語り明かす」

ひとよ-ぐさ [3] 【一夜草】🔗🔉

ひとよ-ぐさ [3] 【一夜草】 スミレの異名。

ひとよ-ざけ [3] 【一夜酒】🔗🔉

ひとよ-ざけ [3] 【一夜酒】 〔一夜の間にできることから〕 甘酒。醴(コザケ)。[季] 夏。

ひとよ-たけ [3] 【一夜茸】🔗🔉

ひとよ-たけ [3] 【一夜茸】 担子菌類ハラタケ目のきのこ。ヒトヨタケ属に属するもの一〇種以上が知られる。春から秋にかけ肥沃な土壌に生える。傘は初め卵形でのちに鐘形になる。茎は太く中空。きわめて若いものは食べられる。 一夜茸 [図]

ひとよ-づま [4] 【一夜夫・一夜妻】🔗🔉

ひとよ-づま [4] 【一夜夫・一夜妻】 (1)一夜だけ関係を結んだ相手の男性。《一夜夫》 (2)一夜だけ関係を結んだ相手の女性。《一夜妻》 (3)織女の別名。《一夜妻》「秋を待つ天の川原の―/新和歌集」 (4)遊女。うかれめ。いちやづま。《一夜妻》

ひとよ-めぐり 【一夜巡り】🔗🔉

ひとよ-めぐり 【一夜巡り】 「太白神(タイハクジン)」に同じ。

ひと-よう ―ヤウ 【一様】 (名・形動ナリ)🔗🔉

ひと-よう ―ヤウ 【一様】 (名・形動ナリ) 互いに似通っていること。いちよう。「女しき所なかめるぞ,―なめる/源氏(蛍)」

ひとよ-ぎり [0][3] 【一節切】🔗🔉

ひとよ-ぎり [0][3] 【一節切】 尺八の一種。長さ一尺一寸一分(約34センチメートル)で,一つの節を有する竹製の縦笛。前面に四孔,裏面に一孔の指孔がある。室町中期から江戸初期まで盛んに行われたが,中期以後衰微。一節切尺八。

大辞林 ページ 152981