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ひねの-かぶと 【日根野兜】🔗⭐🔉
ひねの-かぶと 【日根野兜】
日根野備中守の創始になる実用的な兜。頭形(ズナリ)兜に,腕の動きを良くするために考案された錏(シコロ)をつける。江戸時代に流行。
ひねひね・し (形シク)🔗⭐🔉
ひねひね・し (形シク)
古びている。盛りを過ぎている。「あらき田の鹿猪(シシ)田の稲を倉に上げてあな―・し我(ア)が恋ふらくは/万葉 3848」
ひねもす [0] 【終日】 (副)🔗⭐🔉
ひねもす [0] 【終日】 (副)
朝から夕方まで。一日中。終日(シユウジツ)。ひめもす。「春の海―のたりのたりかな/蕪村句集」
ひね-もの [0] 【陳物】🔗⭐🔉
ひね-もの [0] 【陳物】
新鮮さを失って古くなった物。
ひね-もの 【陳者】🔗⭐🔉
ひね-もの 【陳者】
経験をつんで老獪(ロウカイ)になった者。「かやうの―をば,わづらひなくのしよりて/曾我 1」
ひねり [3] 【捻り・拈り・撚り】🔗⭐🔉
ひねり [3] 【捻り・拈り・撚り】
(1)ひねること。ねじること。「腰の―が大事だ」
(2)普通と少しちがうように,工夫したり趣向をこらしたりすること。「―のある問題」
(3)「捻り技」に同じ。
(4)野球で,投手が球を投げる時,手首をねじって球に特殊な回転を与えること。「―を加える」
(5)「おひねり」に同じ。
(6)綛(カセ)を集めてねじり一単位としたもの。ねじり。
(7)江戸時代,罪人を捕らえるときに用いた道具の一。袖搦(ソデガラ)みなどの類。
ひねり-ぶくさ [4] 【捻り袱紗・拈り帛紗】🔗⭐🔉
ひねり-ぶくさ [4] 【捻り袱紗・拈り帛紗】
ふくさをひねって袋の形にし,小銭などを入れるようにしたもの。ねじぶくさ。
ひねり-ぶみ 【捻り文・拈り書】🔗⭐🔉
ひねり-ぶみ 【捻り文・拈り書】
(1)細く裁った数枚の紙に事を書き付け,折りひねって籤(クジ)とし,探り取って占うもの。もみくじ。「―を取りて謀反(ミカドカタブ)けむ事を卜ふ/日本書紀(斉明訓)」
(2)「立(タ)て文(ブミ)」に同じ。
ひねり-もち [3] 【捻り餅】🔗⭐🔉
ひねり-もち [3] 【捻り餅】
(1)粳(ウルチ)米を蒸して手でひねってつくった餅。元来,清酒の醸造過程で原料米の蒸し加減をみるために,その一部をとり手でひねりつぶし餅状にしたもの。
(2)体の一部分を指でひねるのを餅をつくるのにたとえていう語。「あんばく者め,又―喰ひたいか/浄瑠璃・会稽山」
大辞林 ページ 153003。