複数辞典一括検索+

ひらぐけ-おび [5] 【平絎帯】🔗🔉

ひらぐけ-おび [5] 【平絎帯】 芯(シン)を入れずにひらたくくけた幅の狭い男帯。平絎。

ひら-くさ [0] 【平草】🔗🔉

ひら-くさ [0] 【平草】 紅藻類テングサ目の海藻。漸深帯深部の岩上に生育。大形で高さは20〜30センチメートル。主枝は厚みがあり,小枝は密につき羽裂する。寒天の原料。

ひらくし 【平櫛】🔗🔉

ひらくし 【平櫛】 姓氏の一。

ひらくし-でんちゅう 【平櫛田中】🔗🔉

ひらくし-でんちゅう 【平櫛田中】 (1872-1979) 彫刻家。岡山県生まれ。本名,倬太郎。東京芸大教授。高村光雲に木彫を学び日本美術院の再興に尽力。彩色木彫作品が多い。作「鏡獅子」など。

ひら-ぐし [2] 【平串】🔗🔉

ひら-ぐし [2] 【平串】 (1)平たくて幅のある串。 (2)「平(ヒラ)打ち{(6)}」に同じ。

ひら-ぐつ 【平沓】🔗🔉

ひら-ぐつ 【平沓】 浅沓の簡略なもの。

ひら-くび [2] 【平首・平頸】🔗🔉

ひら-くび [2] 【平首・平頸】 (1)馬の首の側面。 (2)平侍の首。普通の人の首。

ひら-ぐみ [0] 【平組】🔗🔉

ひら-ぐみ [0] 【平組】 平打ちにした組紐(クミヒモ)。

ひら-ぐも [0][3] 【平蜘蛛】🔗🔉

ひら-ぐも [0][3] 【平蜘蛛】 ⇒ひらたぐも(平蜘蛛)

――のよう🔗🔉

――のよう ぺったりと座り両手をついて頭を低く下げるさまのたとえ。平身低頭するさま。「―になってわびる」

ひら-げいこ [3] 【平稽古】🔗🔉

ひら-げいこ [3] 【平稽古】 役者が本衣装をつけず,また鳴り物も使わず稽古すること。ひら。

ひら-けさ [0] 【平袈裟】🔗🔉

ひら-けさ [0] 【平袈裟】 錦(ニシキ)・金襴(キンラン)または金紗(キンシヤ)で,他の色をまじえないで作った七条の袈裟。一色七条。

ひら-けずり ―ケヅリ [3] 【平削り】🔗🔉

ひら-けずり ―ケヅリ [3] 【平削り】 物の表面を平らに削ること。

ひらけずり-ばん ―ケヅリ― [0] 【平削り盤】🔗🔉

ひらけずり-ばん ―ケヅリ― [0] 【平削り盤】 工作機械の一。比較的大きな部品の平面部分を切削するもの。水平往復運動をする台に工作物を固定し,バイトをそれとは直角の方向に間欠的に送って切削する。

ひら・ける [3] 【開ける】 (動カ下一)[文]カ下二 ひら・く🔗🔉

ひら・ける [3] 【開ける】 (動カ下一)[文]カ下二 ひら・く (1)前方にさえぎる物がなく,広く遠くまで見わたせる。「視界が―・ける」「南側が―・けた家」「あめつちの―・けはじまりける時より/古今(仮名序)」 (2)(比喩的に)前進するのにじゃまなものがなくなる。「解決への道が―・ける」「社の将来が―・けてきた」 (3)(「運が開ける」の形で)よい状態に向かう。運が向く。「運が―・けてくる」 (4)多くの人が住みついてにぎやかになる。「古くから―・けた港町」 (5)文化・文明がそこで進展する。また,人の考えが進歩する。開化する。「古くから文明が―・けた地域」「世の中が―・けて迷信を信じる人が減る」「今は学問が―・けたから,そんな事を考へるものは,もう一人もなくなつちまつた/明暗(漱石)」 (6)人情に通じ,物分かりが良い。「あの人は取っつきは悪いが案外―・けている」 (7)道路・鉄道などが通じる。「近来汽車が―・けたから/戸隠山紀行(美妙)」 (8)花が咲く。「とく―・けたる桜の色もいと面白ければ/源氏(乙女)」 (9)心にわだかまりがなく晴れ晴れとする。「ひさかたの月夜を清み梅の花心―・けて我(ア)が思へる君/万葉 1661」 〔「開く」に対する自動詞〕

大辞林 ページ 153155