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ふく 【幅】🔗⭐🔉
ふく 【幅】
■一■ [2] (名)
掛物。軸物。「弘法大師の―」
■二■ (接尾)
助数詞。掛物・軸物などを数えるのに用いる。上にくる語によって「ぷく」「ぶく」となる。「一―の掛軸」
ふく [2] 【福】🔗⭐🔉
ふく [2] 【福】
■一■ (名)
さいわい。しあわせ。幸運。
⇔禍
「―を招く」「笑う門には―来たる」
■二■ (名・形動)[文]ナリ
裕福な・こと(さま)。「お前ほどの―な旦那を取放してはと/浮世草子・禁短気」
――過ぎて禍(ワザワ)い生ず🔗⭐🔉
――過ぎて禍(ワザワ)い生ず
〔宋書(劉敬宣伝)〕
身に過ぎた幸福はかえって禍いのもとになる。分を知って言動をつつしむべきである。
――は内(ウチ)鬼は外(ソト)🔗⭐🔉
――は内(ウチ)鬼は外(ソト)
福の神は内へ,災厄をもたらす鬼は外への意。節分の夜,豆をまきながら唱える言葉。
ふく [2] 【複】🔗⭐🔉
ふく [2] 【複】
(1)「複試合」の略。
(2)「複勝式」の略。
ふく [2] 【
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ふく [2] 【
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中国古代の容器の一。首がくびれ腹が張り出し,底が丸い釜形をなす。戦国時代は陶製,漢代には多く青銅製。
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中国古代の容器の一。首がくびれ腹が張り出し,底が丸い釜形をなす。戦国時代は陶製,漢代には多く青銅製。
ふ・く [1][2] 【吹く・噴く】 (動カ五[四])🔗⭐🔉
ふ・く [1][2] 【吹く・噴く】 (動カ五[四])
□一□(自動詞)
(1)風が動く。風が通る。《吹》「南から湿った風が―・く」「木枯らしが―・く」「涼しい風に―・かれる」
(2)内部から気体や液体が勢いよく出る。「額から汗が―・き出る」「煮物が―・いて汁がこぼれる」
(3)物の表面に粉などが生ずる。「白い粉が―・いた干し柿」「緑青(ロクシヨウ)が―・く」
□二□(他動詞)
(1)物に風を当てる。また,そうして物を動かす。「松林を―・く風」「疾き風吹て,世界暗がりて舟を―・きもてありく/竹取」
(2)口をすぼめ,物にむかって息を強く出す。《吹》「蝋燭(ロウソク)の火を―・いて消す」「熱いお茶をふうふう―・いてさます」
(3)息で吹奏楽器を鳴らす。《吹》「笛を―・く」「トランペットでマーチを―・く」「口笛を―・く」
(4)気体・液体・煙などを内部から勢いよく出す。吹き出す。「クジラが潮を―・く」「黒煙を―・き上げる桜島」「エンジンが過熱して火を―・く」
(5)草木が芽を出す。「木々が芽を―・く」
(6)物がその表面に粉などを現し出す。「干し柿が粉を―・く」
(7)事実を誇大に言ったり,ありもしない作り話をしたりする。吹聴する。また,売り値を相場よりも高く言う。ふっかける。《吹》「自分の手柄を―・いてまわる」「日本人だと見りやあ百文の物を壱両ぐらいにやあ―・くだらうから/西洋道中膝栗毛(魯文)」
(8)ふいごなどで風を送って金属を精錬する。「真金(マガネ)(=黄金)―・く丹生の真朱(マソホ)の色に出て/万葉 3560」
[可能] ふける
[慣用] 羹(アツモノ)に懲りて膾(ナマス)を―・火を―・法螺(ホラ)を―・喇叭(ラツパ)を―/風が吹けば桶屋(オケヤ)が儲(モウ)かる
大辞林 ページ 153383。