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ふとくてい-ぶつ [4] 【不特定物】🔗🔉

ふとくてい-ぶつ [4] 【不特定物】 具体的な取引にあたって,当事者が取引する物の種類だけを指定して,その個性を問わないもの。馬一〇〇頭・酒一斗などはその例。 ⇔特定物

ふとく-ようりょう ―エウリヤウ [4][6] 【不得要領】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

ふとく-ようりょう ―エウリヤウ [4][6] 【不得要領】 (名・形動)[文]ナリ 要領を得ないこと。肝心なところがわからないこと。また,そのさま。「―な説明」

ふところ [0] 【懐】🔗🔉

ふところ [0] 【懐】 (1)衣服,特に和服におおわれた胸のあたり。「財布を―に入れる」 (2)山などに周りを囲まれた所。「山の―」 (3){(1)}に入れて持っている金。所持金。「人の―を当てにする」「―がさびしい」 (4)胸中。心中。腹。「―を見すかす」 (5)外部から隔てられている所。内部。内側。「敵の―深く入る」 (6)「ふところご(懐子)」に同じ。「そこをば―といふばかりにおほし立て奉りしかば/宇津保(蔵開下)」

――が暖か・い🔗🔉

――が暖か・い 所持金がたっぷりある。

――が痛・む🔗🔉

――が痛・む 出費のために,所持金が減り負担となる。

――が寂し・い🔗🔉

――が寂し・い 金を少ししか持っていない。懐が寒い。

――が寒・い🔗🔉

――が寒・い 「懐が寂しい」に同じ。

――が深・い🔗🔉

――が深・い (1)度量が広い。包容力がある。 (2)理解や能力に幅がある。 (3)相撲で,身長が高く,両腕の長い力士に見られる能力で,四つに組んだとき,両腕と胸とで作る空間が広く,相手になかなかまわしを与えないことをいう。

――にする🔗🔉

――にする 携行する。懐中する。また,手に入れる。

――を痛・める🔗🔉

――を痛・める 自分の金を出す。自腹を切る。

――を肥(コ)や・す🔗🔉

――を肥(コ)や・す 不正な方法で利益を得る。ふところを暖める。私腹を肥やす。「不正融資を斡旋して―・す」

ふところ-かがみ [5] 【懐鏡】🔗🔉

ふところ-かがみ [5] 【懐鏡】 携帯用の小型の鏡。懐中鏡。

ふところ-がたな [5] 【懐刀】🔗🔉

ふところ-がたな [5] 【懐刀】 (1)常に懐や帯の間に挟んで持っている小さな守り刀。懐剣。 (2)機密に参与する腹心の部下。腹心。「社長の―だ」

ふところ-がみ [0] 【懐紙】🔗🔉

ふところ-がみ [0] 【懐紙】 畳んで懐に入れておく紙。ちり紙にしたり,歌などを書いたりする。畳紙(タトウガミ)。かいし。

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