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ふところ-ぐあい ―アヒ [5] 【懐具合】🔗🔉

ふところ-ぐあい ―アヒ [5] 【懐具合】 持っている金の額。財政状態。懐都合。「―が悪い」

ふところ-ご [4] 【懐子】🔗🔉

ふところ-ご [4] 【懐子】 (1)大切に育てられた子供。また,世間知らずの子,特に娘。「とみは富家(フウカ)の―で,性質が温和であった/渋江抽斎(鴎外)」 (2)親が懐に入れるような幼児。嬰児。「ほんの―でござります/浮世草子・風流曲三味線」

ふところ-すずり [5] 【懐硯】🔗🔉

ふところ-すずり [5] 【懐硯】 携行できるように作った硯。懐中硯。

ふところ-そだち 【懐育ち】🔗🔉

ふところ-そだち 【懐育ち】 親元で大切に育てられること。「まる三つになるかならぬの―/人情本・娘節用」

ふところ-つごう ―ガフ [5] 【懐都合】🔗🔉

ふところ-つごう ―ガフ [5] 【懐都合】 「懐具合(フトコログアイ)」に同じ。

ふところ-で [0] 【懐手】 (名)スル🔗🔉

ふところ-で [0] 【懐手】 (名)スル (1)和服を着て,腕を袖に通さず懐に入れていること。抜き入れ手。[季]冬。《―して宰相の器たり/虚子》 (2)人にまかせて,何もしないこと。「―で大儲けする」

ふところ-てじょう ―ヂヤウ [5] 【懐手錠】🔗🔉

ふところ-てじょう ―ヂヤウ [5] 【懐手錠】 江戸時代の刑罰の一。両手を懐に入れさせて縛り,縛り目に封印を施したもの。

ふところ-でっぽう ―パウ 【懐鉄砲】🔗🔉

ふところ-でっぽう ―パウ 【懐鉄砲】 「短筒(タンヅツ)」に同じ。「南蛮流の―受けて見よ/浄瑠璃・近江源氏」

ふところ-どけい [5] 【懐時計】🔗🔉

ふところ-どけい [5] 【懐時計】 懐中(カイチユウ)時計。

ふところすずり 【懐硯】🔗🔉

ふところすずり 【懐硯】 浮世草子。五巻。井原西鶴作。1687年成立。行脚僧の見聞記の形式による怪奇談集。

ふと-ざい [0] 【太材】🔗🔉

ふと-ざい [0] 【太材】 太い材木。

ふと-ざお ―ザヲ [0] 【太棹】🔗🔉

ふと-ざお ―ザヲ [0] 【太棹】 三味線の種別で,棹が太く胴が大ぶりのもの。通常は義太夫節の三味線をさすが,広義には浪曲用や津軽三味線も含まれる。 →細棹 →中棹

ふと・し 【太し】 (形ク)🔗🔉

ふと・し 【太し】 (形ク) ⇒ふとい

大辞林 ページ 153618