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ふと-し・く 【太敷く】 (動カ四)🔗⭐🔉
ふと-し・く 【太敷く】 (動カ四)
〔「しく」は治める意〕
(1)天下を統治する。「―・かす京(ミヤコ)を置きて/万葉 45」
(2)宮殿を立派に造営する。「秋津の野辺に宮柱―・きませば/万葉 36」
ふと-した [2][0] (連体)🔗⭐🔉
ふと-した [2][0] (連体)
思いがけない。ちょっとした。「―はずみで俳優になった」「―けががもとで寝込む」
ふと-して (副)🔗⭐🔉
ふと-して (副)
ちょっとしたはずみで。ひょっとして。「―お目にかかることができたら,…」
ふと-し・る 【太知る】 (動ラ四)🔗⭐🔉
ふと-し・る 【太知る】 (動ラ四)
宮殿の柱などをしっかりと立てる。ふとしく。「底津石根に宮柱―・り/古事記(上)」
ふと-たかし・く 【太高敷く】 (動カ四)🔗⭐🔉
ふと-たかし・く 【太高敷く】 (動カ四)
柱などをしっかりと立てる。「長柄の宮に真木柱―・きて/万葉 928」
ふと-たすき 【太襷】🔗⭐🔉
ふと-たすき 【太襷】
たすきの美称。「辞別(コトワ)きて,忌部の弱肩に―取り掛けて/祝詞(祈年祭)」
ふと-たまぐし 【太玉串】🔗⭐🔉
ふと-たまぐし 【太玉串】
玉串の美称。「大中臣,―に隠り侍りて/祝詞(伊勢大神宮)」
ふとだま-の-みこと 【太玉命】🔗⭐🔉
ふとだま-の-みこと 【太玉命】
記紀神話の神。天照大神(アマテラスオオミカミ)が天の岩屋戸に隠れた時,天児屋命(アマノコヤネノミコト)とともに祭祀(サイシ)を行なった。また,天孫降臨に従う。忌部(斎部)(インベ)氏の祖神。天太玉命(アマノフトダマノミコト)。
ふ-とつごう ―トツガフ [2] 【不突合】🔗⭐🔉
ふ-とつごう ―トツガフ [2] 【不突合】
「不一致」に同じ。「統計上の―」
ふとっ-ちょ [4][2] 【太っちょ】🔗⭐🔉
ふとっ-ちょ [4][2] 【太っちょ】
〔「ふとっちょう」とも〕
よく太っている人を,ややからかっていう語。でぶ。
ふとっ-ぱら [0][5] 【太っ腹】 (名・形動)[文]ナリ🔗⭐🔉
ふとっ-ぱら [0][5] 【太っ腹】 (名・形動)[文]ナリ
〔「ふとはら」の転〕
(1)度量が大きいこと。細かなことにこだわらないこと。また,そのさま。「―なところを見せる」
(2)肥え太った腹。「又しても
下女―/柳多留 49」


大辞林 ページ 153619。