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へん [1] 【変】🔗🔉

へん [1] 【変】 ■一■ (名) (1)異常な出来事,社会的な事件が起こること。政変や動乱などが発生すること。また,そのような事件や出来事。「本能寺の―」 (2)音楽で,音の高さが本来の高さより半音低いこと。 ⇔嬰(エイ) (3)事態が移り変わること。「大地においてはことなる―をなさず/平家 12」 (4)病状が急変すること。「―といふ逃げ道医者はあけておく/柳多留 23」 ■二■ (形動)[文]ナリ (1)普通でないさま。怪しいさま。異常。奇妙。「―な人」「彼は近頃どうも―だ」「気が―になる」 (2)思いがけないさま。「話は―な方向に発展していった」 →変に

へん [0] 【偏】🔗🔉

へん [0] 【偏】 漢字の構成部分の名称。「他」の「」,「村」の「木」など,字の左側につくもの。 ⇔旁(ツクリ)

へん 【編・篇】🔗🔉

へん 【編・篇】 ■一■ [1] (名) (1)書物や文章などを内容からいくつかに分けたときに設けられる区分。章・節などより大きい区分。「三―に分かれた小説」 (2)原稿を集め整理して一冊の書物を作ること。また,その編集。編纂。「その道の大家による―」 (3)首尾の整った詩歌・文章。 ■二■ (接尾) 〔促音・撥音のあとに付くとき「ぺん」となる〕 助数詞。 (1)詩歌・文章,また書物などを数えるのに用いる。「一―の詩」 (2)書物を内容からいくつかに部分けしたとき,その部分の数,あるいは順序を示すのに用いる。「浮世風呂全四―」「第三―」

大辞林 ページ 154073