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ほう [1] 【烽】🔗🔉

ほう [1] 【烽】 律令制で,変事の急報のために設けた設備。また,その合図の煙や火。約20キロメートルごとに設置し,烽長と烽子を置いた。799年,大宰府管内を除いて廃止。とぶひ。

ほう [0][1] 【報】🔗🔉

ほう [0][1] 【報】 (1)通知。しらせ。「勝利の―を受ける」 (2)むくい。応報。「我身の大納言になるまじき―にてこそ有けれ/落窪 4」 (3)返礼すること。「我頭(クビ)を以て千金の―万戸の邑に購(アガナウ)と/太平記 28」

ほう [1] 【鳳】🔗🔉

ほう [1] 【鳳】 中国の想像上の鳥。聖人の出現などを知らせる瑞鳥とされた。 →鳳凰(ホウオウ)

ほう 【鳳】🔗🔉

ほう 【鳳】 姓氏の一。

ほう-ひでたろう ―ヒデタラウ 【鳳秀太郎】🔗🔉

ほう-ひでたろう ―ヒデタラウ 【鳳秀太郎】 (1872-1931) 電気技術者。大阪生まれ。東大卒。与謝野晶子の兄。多相誘導発電機・電気回路理論を研究。「鳳-テブナンの定理」で知られる。

ほう [1] 【鵬】🔗🔉

ほう [1] 【鵬】 〔「ぼう」とも。「荘子(逍遥遊)」の語〕 中国の想像上の鳥。翼長が三千里あり,一飛び九万里という大鳥。おおとり。

ほう [0][1] (感)🔗🔉

ほう [0][1] (感) 感心したり驚いたりした時などに発する語。「―,よく出来ているね」「―,そうですか」

ぼう バウ [1] 【亡】🔗🔉

ぼう バウ [1] 【亡】 死ぬこと。没。「二月八日―」

ぼう バウ [1] 【坊】🔗🔉

ぼう バウ [1] 【坊】 ■一■ (名) (1)僧侶の居所。転じて,僧侶。房。「僧―」「お―さん」 (2)男の幼児を親しんで呼ぶ称。江戸時代には女児についてもいった。「―や」「―はどこの子だい」 (3)(ア)唐の都城制に倣った条坊制の一区画。四周を大路で囲まれた区域をさし,これがさらに小路によって一六の町(坪)に分かれる。(イ)条坊制で,左京・右京おのおのの各条を四坊に分かつ大路。南北に通じ,東西に通じる「条」に対する。 (4)皇太子の居所「東宮坊」から転じて,皇太子をいう。「―にもようせずは,この御子のゐ給べきなめり/源氏(桐壺)」 ■二■ (代) 一人称。男の幼児が自分をさし示していう語。「それは―のだよ」 ■三■ (接尾) (1)人の名に付けて,親しみや軽いあざけりの意を表す。「お春―」「けん―」 (2)人の様態を表す語に付いて,そういう人であることを表す。上にくる語によって「ぼ」「んぼ」「んぼう」の形にもなる。「朝寝―」「赤ん―」「赤んぼ」「暴れん―」「けちん―」「けちんぼ」 (3)僧侶の通称や坊号などの下に添えて用いる。「武蔵―弁慶」「法界―」

大辞林 ページ 154144