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ほっけ-いちじょう [5] 【法華一乗】🔗🔉

ほっけ-いちじょう [5] 【法華一乗】 声聞(シヨウモン)・縁覚(エンガク)・菩薩の三乗は,唯一の真実の教えである一乗の方便であって,法華経が説かれることによって三乗は一乗に融合されるとする天台宗の考え方。

ほっけ-え ― [3] 【法華会】🔗🔉

ほっけ-え [3] 【法華会】 法華経を講説する法会。法華八講・法華十講など。

ほっけ-きょう ―キヤウ 【法華経】🔗🔉

ほっけ-きょう ―キヤウ 【法華経】 ⇒ほけきょう(法華経)

ほっけ-げんぎ 【法華玄義】🔗🔉

ほっけ-げんぎ 【法華玄義】 中国,隋代の仏教書。一〇巻。智(チギ)述,灌頂(カンジヨウ)筆録。「法華経」の趣意を五字の経題(妙法蓮華経)の解釈を通して明らかにしようとしたもの。法華三大部の一。妙法蓮華経玄義。玄義。

ほっけ-さんだいぶ [6] 【法華三大部】🔗🔉

ほっけ-さんだいぶ [6] 【法華三大部】 智(チギ)の著した法華玄義・法華文句・摩訶止観の総称。天台宗の根幹を定めた論書。

ほっけ-さんまい [4] 【法華三昧】🔗🔉

ほっけ-さんまい [4] 【法華三昧】 (1)天台宗の「摩訶止観」に説く四種三昧の一つ半行半座三昧のうち,「法華経」に基づいて行うもの。二一日間にわたって仏像の周囲を歩く行と座禅を中心に修行し,精神を集中させて仏の智慧を得ようとする。 (2)一心に「法華経」を読んで,精神を集中させること。

ほっけ-さんまいどう ―ダウ [0] 【法華三昧堂】🔗🔉

ほっけ-さんまいどう ―ダウ [0] 【法華三昧堂】 法華三昧を修する建物。法華堂。三昧堂。

ほっけ-しちゆ [5] 【法華七喩】🔗🔉

ほっけ-しちゆ [5] 【法華七喩】 「法華経」に含まれる,比喩を用いた七つの代表的教説をいう。すなわち火宅喩・窮子(グウジ)喩・薬草喩・化城喩・衣珠喩・髻珠(ケイシユ)喩・医子喩の総称。

ほっけ-じっこう ―カウ [4] 【法華十講】🔗🔉

ほっけ-じっこう ―カウ [4] 【法華十講】 「法華経」八巻に,法華開経の「無量義経」と,結経の「観普賢経」とを加えて十座とし,朝夕二座ずつ五日間講ずる法会。十座。

大辞林 ページ 154426