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ほろり [2][3] (副)🔗🔉

ほろり [2][3] (副) (多く「と」を伴って) (1)深く同情して涙を落とすさま。ほろっと。「身の上話を聞いて―と涙を流す」「観客を―とさせる感動的なシーン」「―となる」 (2)酒を飲んで軽く酔うさま。ほろっと。「―(と)酔う」 (3)軽く散り落ちるさま。はらりと。「朝顔と申す物は…夕べには―と落ちまする/狂言・呂蓮(虎寛本)」

ぽろり [2][3] (副)🔗🔉

ぽろり [2][3] (副) (多く「と」を伴って) (1)涙がこぼれるさま。「涙が―と落ちる」 (2)固着していたものが,離れ落ちたり,物を取り落としたりするさま。「歯が―と抜ける」「外野フライを―と落とす」「真珠が―とこぼれ出る」 (3)うっかりと表に出すさま。「―と本音をもらす」

ほろろ🔗🔉

ほろろ ■一■ (副) 雉(キジ)や山鳥などの鳴く声を表す語。ほろほろ。「とび立つきじの―とぞなく/古今(雑体)」 ■二■ (名) 雉などが羽根を打つ音。

――打・つ🔗🔉

――打・つ 雉(キジ)が羽ばたきをする。また,羽ばたきをして鳴く。「さわらびあさり―・つなり/為忠集」

ポロロカ [2] (ポルトガル) pororoca🔗🔉

ポロロカ [2] (ポルトガル) pororoca ブラジルのアマゾン川下流域で大潮時に見られる海嘯(カイシヨウ)。潮の高さは数メートルに及び,時速十数キロメートルで,轟音を発しながら怒濤のように河口から数百キロメートルもの上流にまで遡上する。ポロロッカ。

ぼろ-わた [2] 【襤褸綿】🔗🔉

ぼろ-わた [2] 【襤褸綿】 使い古した綿。

ホロン [1] holon🔗🔉

ホロン [1] holon 〔ギリシャ語の,holos(全体)から〕 部分として全体の構成に関与すると同時に,それぞれが一つの全体的・自律的まとまりをもつような単位。たとえば,生物に対する器官,器官に対する細胞のような単位をいう。科学の要素還元主義を批判して,A =ケストラーが提唱。全体子。

ボロン [1] boron🔗🔉

ボロン [1] boron ⇒硼素(ホウソ)

ボロン-せんい ― [4] 【―繊維】🔗🔉

ボロン-せんい [4] 【―繊維】 ホウ素を繊維状にしたもの。軽く,引っ張り強度や曲げ強度が非常に強い。成型加工が難しく,プラスチックの中に混入するなどして,ゴルフシャフトやスペース-シャトルの構造材などに利用されている。

大辞林 ページ 154526