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まえ-だち マヘ― 【前立ち】🔗🔉

まえ-だち マヘ― 【前立ち】 (1)前に立つもの。特に,仏像を守護するために前に立つもの。「―にあるは楊柳観世音/柳多留 49」 (2)名義上,表面に立てておく人。「揚巻の―,白酒の糟兵衛といふ者/歌舞伎・助六」

まえ-たて マヘ― [0] 【前立て】🔗🔉

まえ-たて マヘ― [0] 【前立て】 洋裁で,ブラウスやズボンの前開きの上前につける細長い布。

まえ-だて マヘ― [0][4] 【前立】🔗🔉

まえ-だて マヘ― [0][4] 【前立】 「前立物」の略。

まえだて-もの マヘ― [0] 【前立物】🔗🔉

まえだて-もの マヘ― [0] 【前立物】 兜(カブト)の立物(タテモノ)のうち前面に付けられたもの。鍬形(クワガタ)・半月・天衝(テンツキ)など。前立。

まえ-だれ マヘ― [0] 【前垂(れ)】🔗🔉

まえ-だれ マヘ― [0] 【前垂(れ)】 「前掛け」に同じ。

まえだれ-がけ マヘ― [0] 【前垂(れ)掛け】🔗🔉

まえだれ-がけ マヘ― [0] 【前垂(れ)掛け】 (1)前垂れをかけている姿。「紺の筒袖にめくら縞の―/歌行灯(鏡花)」 (2)商家に奉公している身分。

まえだれ-かずき マヘ―カヅキ 【前垂れ被】🔗🔉

まえだれ-かずき マヘ―カヅキ 【前垂れ被】 〔雨よけに前垂れをかぶるところから〕 奉公人たちの出替わりの頃降る雨。陰暦の三月,九月に降る雨。「―の雨に涙こぼすを見るやうな/浮世草子・織留 5」

まえ-つ-きみ マヘ― 【公卿】🔗🔉

まえ-つ-きみ マヘ― 【公卿】 〔「前つ君」の意〕 天皇の御前に仕える身分の高い人を敬っていう語。もうちぎみ。まちぎみ。「―い渡らすも御木(ミケ)のさ小橋/日本書紀(景行)」

まえ-づけ マヘ― [0] 【前付け】🔗🔉

まえ-づけ マヘ― [0] 【前付け】 書籍の本文の前につける題字・序文・目次・凡例など。 ⇔後付(アトヅ)け

まえ-つ-と マヘ― 【前つ戸】🔗🔉

まえ-つ-と マヘ― 【前つ戸】 家の表口。前方の戸口。「―よい行き違ひ/古事記(中)」

まえ-つぼ マヘ― [2][1] 【前壺】🔗🔉

まえ-つぼ マヘ― [2][1] 【前壺】 下駄や草履(ゾウリ)の前緒。

大辞林 ページ 154638