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ましら [0][1] 【猿】🔗🔉

ましら [0][1] 【猿】 猿の異名。

まじらい マジラヒ [0][3] 【交じらい】🔗🔉

まじらい マジラヒ [0][3] 【交じらい】 (1)つき合うこと。交際。 (2)宮仕え。「殿上の―のほど,くちをしからず/枕草子 315」

まじら・う マジラフ 【交じらふ】 (動ハ四)🔗🔉

まじら・う マジラフ 【交じらふ】 (動ハ四) 〔動詞「まじる」の未然形に継続の助動詞「ふ」の付いたものから〕 (1)まじる。まじりあう。「楠(クス)の木は,木立おほかる所にも,ことに―・ひたてらず/枕草子 40」 (2)人中に出る。仲間として加わる。特に,宮仕えする。「かたじけなき御心ばへの,たぐひなきを頼みにて―・ひ給ふ/源氏(桐壺)」

まじり [3] 【混じり・交じり・雑じり】🔗🔉

まじり [3] 【混じり・交じり・雑じり】 (1)まじること。また,まじっていること。「白髪―」「小雨―」「鼻歌―」 (2)水分を非常に多くした粥(カユ)。おまじり。

まじり-け [0][4] 【混じり気・雑じり気】🔗🔉

まじり-け [0][4] 【混じり気・雑じり気】 他の物がまざっていること。「―のない絹織物」「―のない気持ち」

まじり-みせ 【交じり見世】🔗🔉

まじり-みせ 【交じり見世】 江戸吉原の遊里で,大籬(オオマガキ)に次ぐ格の店。一歩(イチブ)女郎と二朱女郎を共に置いていたことからいう。半籬。

まじり-もの [0][5] 【混じり物・雑じり物】🔗🔉

まじり-もの [0][5] 【混じり物・雑じり物】 まじっているもの。まざりもの。

ま-じり 【眦・目尻】🔗🔉

ま-じり 【眦・目尻】 (1)めじり。まなじり。「額いたう晴れたる人の,―いたうひきく/紫式部日記」 (2)目つき。「―,労々じげに煩はし/狭衣 3」

まじり-まじり (副)スル🔗🔉

まじり-まじり (副)スル (1)落ち着かないさま。もじもじ。「つい起(タチ)そそくれて潮合を失ひ,―思慮の無い顔をして/浮雲(四迷)」 (2)じっと見つめるさま。まじまじ。「―と見る」 (3)眠れないでうごめいているさま。まじまじ。もぞもぞ。「馬舎(ウマヤ)の隅に菰(コモ)をきせて寝させて置きましたれば,―と致いておりまする/狂言・骨皮(虎寛本)」

大辞林 ページ 154725