まどろ・い [3] （形） 動き・反応などが鈍い。まどろこい。まだるい。「―・い言い方」

まどろ-こ・い [4] （形） 〔「まどろい」を強調した形〕 てまどっておそい。のろくてじれったい。まだるっこい。まどろこしい。「―・いやり方」「―・くて見ていられない」 [派生] ――さ（名）

まどろ-こし・い [5] （形） 「まどろこい」に同じ。「僕はもう絵なんか画いとるのは―・くつて厭だ/寂寞（白鳥）」 [派生] ――が・る（動ラ五［四］）――さ（名）

マドロス [0] (オランダ) matroos 水夫。船員。船乗り。

マドロス-パイプ [5] 〔和 (オランダ) matroos＋英 pipe〕 火皿が大きく，軸が大きく湾曲しているパイプ。船員がよく用いていたのでいう。

まどろっ-こ・い [5] （形） 〔「まどろこい」の転〕 「まどろこい」に同じ。 [派生] ――さ（名）

まどろっ-こし・い [6] （形） 「まどろこしい」に同じ。 [派生] ――が・る（動ラ五［四］）――さ（名）

ま-どろみ [0] 【微睡】 まどろむこと。

ま-どろ・む [3] 【微睡む】 （動マ五［四］） （１）ちょっとの間眠る。仮眠する。「木陰で―・む」 （２）眠る。熟睡する。「わかき人は何心なく，いとよう―・みたるベし/源氏（空蝉）」

まどわ-か・す マドハ― 【惑はかす】 （動サ四） 「惑わす」に同じ。「殿上人・上達部達，足手を―・したり/栄花（月の宴）」

まど-わく [0] 【窓枠】 窓の周囲の枠。

まとわし-の-うえのきぬ マトハシ―ウヘノキヌ 【縫腋袍】 ⇒ほうえきのほう（縫腋袍）